** コロコロ心具 **

それは舞茸から渡された...
前日に届いた、自分には無縁の所からの封書...

封を切るとそこに書かれていたのは
借金...に関するもの。


5歳の頃、私達家族は、父に捨てられた。
ある女性のお腹には新しい命。

そう...豆ママは離婚した。

今の豆パパさんは、２番目のパパさん。
離婚から５年ほどして、今のパパさんに出会った。


そのパパさんも、今は病院...
既に思考は元にも戻らず、
豆ママさんも、情緒不安定の中、
その封書は届いた。


舞「え？借金？？？」
豆「本当の父親の借金やね...今頃???」


私達を捨てた後に、事故を起こしたらしい。
新しい家族と過ごしていた時の借金を
何故、私が払わないといけない...

それも、本人は、５年以上も前に他界し
それさえも知らされなかった。

顔も知らない弟が姉の前に現れ、
墓代が欲しい...
そう突然言われたのだとか後から聞いた...
死んだ後、何ヶ月もたって...


新しい家族は、借金をつくり、
払っていないのだろう...

豆ママさんの話では、事業も成功し
一時期は、いい暮らしをしていたと...


この大変な時期に、借金の封書...
死んでからも迷惑をかける父ですね...


そこには既に時効ではあるが...と書かれている。
時効も何も、捨てられた家族ではなく
本人が選んだ家族にお願いしてください...

私達は捨てられたのだから...

ここで、もし、お金を払ってしまったら...

駄目ですよ...
借金はこれだけじゃないかもしれない...


ここに書かれている、"相続人である..."
の言葉に注目！

この借金は、時効かもしれない...
でも、時効が来ていない借金が
まだまだあるかもしれないのだから...

借金を払う事で、相続人...と、
自分を認めたら...

今の法律がどうなのかわからない...

でも、相続人...と言う立場を、
自分が認めるか認めないかは重要な事。


財産分与がある...それは、
残したお金だけでなく借金も同じ...

財産がある...
その言葉には気をつけなければいけない。
それ以上の借金がある場合もある。

もちろん、亡くなった本当の父の
財産の話は一切ない...

お墓のためのお金...も、本当か分からない。


私は、自分では、人に借金を作らない。

そして、貸す時は、
返ってこなくてもいいと思って貸せ...
そう思って貸している。


数年前も、親族に、60万のお金を貸した。
人に裏切られ、雲隠れされた、困っている...
金を借りたら、状況を伝えるべきだろう!!

そう言った本人は、この数年、
それについて何も言わない。

それどころか、家に居る私に、外で働かないのか？
夫婦で私に言ってきた...

何なんでしょうね...
どうしようもない環境に置かれる事もある。
借金が出来てしまう事もある。

でも、どうして平気で、
皆、こういうことが出来るんだろう...


お願い...
本当に疲れてるんだ。
もうやめてください。