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私はよく家族をネタに話してみたりします。
それは家族を好きでいるからなんですが。 そんな時に話しての片親が居ないなんて事がしばしばあり それが死別だったりすると残された片親の人をこの人を 一人で育てたんだすごいなぁと尊敬します。 しかし、初めて家族の居ないK君に会いショックを受けました。 老いて一人に? いいえ、2歳の時から施設で育ったそうです。 家が近所だねぇとか話して仲良くなった人なんですがね。 そのK君の印象は、歳を聞いたら私と3つ位しか変わらないのに老けて30歳以上にみられる彼氏より老けて見えました。 でも店の騒々しさに消えない声でこう言いました。 「俺はね、飲み屋のこういう騒がしさとか活気とか嬉しいんだ」 と言っていました。 私は自分の住まいの近くにそんな施設があったのも初めて 知ったし、独立し一人暮らししてもその傍を離れようとしない 彼に戸惑いました。 私は反対に5人家族で育ったから寂しがり屋なんだよと だから結婚は絶対するんだぁと呟いてみました。 偶然K君も私もお菓子の職人を経験していました。 でも今市場で働いているそうです。 私もお菓子はすぐに辞め接客業にすぐ移りました。 お互いそこの処の気持ちは理解できましたね。 声を出して人と接する仕事の方が向いていたんですね。 私は誰かが創作した世界じゃなく現実に両親も兄弟もいない人に 初めて遭遇して色々考えました。 一人が嫌だと一人になりたいという選択肢がなかったんだね。 私には想像つかなかったです。 普通の人は 「ゴメンネ変なこと思い出させちゃって」「かわいそう」 とかいうのでしょうか? 私はできるだけ普通に聞いていて動揺がない素振りをしました でもどんな事があったのか一切聞きませんでした。 だってかわいそうかどうかは本人が幸せかどうかで決める事 だと思うし初対面で大げさにかわいそうとか言う方が 失礼な気がしたんです。 その結果私はK君は幸せな結婚をして欲しいと強く思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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