蟲気がつけば目の前には踏切があった。無意識に体が動く 私を支配する悪い蟲 とうとうこの時が来たんだ。 愛してた 誰よりも 信じてた もう戻らない愛情と 植えつけられた蟲達 蠢く蟲は次第に私の脳を支配しました。 真実を受け止められない私と もうどうすることも出来ない現状 気がつけば私は線路の上。 最後に聞いたのは列車の汽笛。 私はそっと目を閉じて 最後に蟲達を観ました。 其れは余りに残酷で 其れは余りに悲しくて 其れは余りに痛すぎて まさに私の心租の者だった。 最後に聞いた汽笛の音。 流れる涙は血とも区別は附かず 腕を伝う血液。 赤い涙 自分を守れなかった罪 貴方を守れなかった罪 望みなど無かった 希望など捨ててしまった でも 生きて居たいよ _最後に聞いた汽笛の音 絶望という名の蟲_ ジャンル別一覧
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