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何ぞ忍びん
日 天矢のごとくにめぐって 人の童顔を うばう 不分(ねたい)かな 月殿 疾く来たりて 人をして 変異せしむ 弘法大師空海著『性霊集』中寿感興詩 たえがたいことかもしれないけれど みな、あっというまに、いい歳(とし)になって、 こどものような純粋なこころはなくなってしまった。 ざんねんなことかもしれないが、 月日は、あっというまにすぎさって、 ひとを、変えてしまうんだなあ お大師さまも、悩んだんだなあ。 諸行無常、 変わらないものなんてないって、 おしゃかさまは、いうけれど、 やっぱ、さみしいもんだよなあ。 お大師さまの、なげきが、聞こえます。 でも、なげきのあとに、 お大師さまの、こんなつぶやきが、きこえます。 時はめぐり 今日という日は、二度とない それもまた良し。 それもまた、楽し、と。 さて、 さいきん、 めまぐるしく、 私の前をひとが通り過ぎてゆきます いままで近くに居た人が去っていったかと思えば、 夢のようなひとが、わたしのところにやってきたり、 人生、いろいろあるなあ、と、 ただただ、呆然としています。 さあ、 素晴らしい人たちが結集(けつじゅう)しております。 出会いに、感謝。 サヨナラにも、感謝。 総じて、人生に、感謝。 南無大師遍照金剛 合掌 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年06月14日 13時15分38秒
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