3/12　その1

卒業を前にして、ここまで忙しい子達いるだろうか…。
ちょっと忙し過ぎると思う。
受験しないで内部進学の子が
ほとんどであるにもかかわらず、
忙し過ぎてヘトヘトになってる。

世の中の子達が受験勉強真っ最中であったろう１月も、
卒業研究発表の準備ラストスパート。
それが終わってのんびりするのも束の間、
社会の発表（先日投稿した、平和を作った云々のヤツ）、
そして卒業式の日の午後行われるお楽しみ会の準備。

このお楽しみ会ってのも、ホントすごいんだわ。
去年二期生のに参加した時、一言で言えば感動。
一言で言い表せるはずもないけど。
あんな卒業の１日は、どこにもないと思う。
説明しても誰も想像できないと思うので、
ビデオで撮って配りたいくらい（笑）。

もうこの一年間は、マジか？！ってカンジに
次から次へと…時には3つも4つも同時進行。
頑張ったなぁ。

頑張ってきたのを出し切って、
…う～～～ん、たぶんあの子達、出し切れないのｗｗｗ

っていうか、「あと１日あれば、もっとこうできた～！」
って子達だから。

でもちょっとしたら、もう次何やるかに向かってる。
スゴイね、いつも前と上を見てる。

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3/12　その2

最後の学習発表会。
そして、卒業公演。
終わりました。

まずは学習発表会。
娘達中3は、中2と合同で「体操」の発表。
倒立やら側転やら。
運動音痴な娘が、あんなにキレイに
キメられるなんてなぁ。

あと、「ガンブーツダンス」。
黒人奴隷が長靴を叩いて意思疎通をはかるために
始まった踊り。
話すことも歌うことも禁じられていない、
たぶんある一定の裕福さと穏やかさの中で育ってきた娘達が、
何を思いながらこれをやったんだろうな。

そして、卒業公演。
とある身体芸術（ダンスに近いかな）を
授業に取り入れているのだけど、それの発表。
ベートーヴェンの悲愴に合わせて。
良かったなぁ、美しかった。
娘が行く高等部から、
絹のドレスを貸していただいたんだけど、
そのおかげで(笑)３割増しだったかも♪
担当専科の先生が、
娘のことを、よくこうおっしゃってくれた。
「初めてやった○○（身体芸術）を、
　今までずっとやってきたかのようにやる」
これは、途中から入った身にとっては、
とても安心させられる言葉だった。
それにしても、後ろも横も全然見ないで
とても複雑な動きをするんだから、
ホントびっくりする。
動きは幾何学に基づいて作られている。

これだけじゃない。
学園のほとんどのことが、全く知らない世界で、
そんな中で毎日よくやってきたよ。
あぁ、ちょっと泣けるわ～

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3/12　その3

６年生が手作りのプレゼントと
何枚にもなるお手紙をくれた。

明日の卒業式に出れないんだと言って、
すごく泣いちゃったんだって。
それ見て、娘も泣いちゃったんだって。

今日は、一期生や二期生も来てくれてた。
先輩からはとても可愛がってもらい、
後輩からはとても慕ってもらい、
本当に嬉しいね。

色んなことがあって、
学園をやめたっていいと何度も思った。
中3から高等部という形になっているので、
進学許可がおりた時に、すぐに移ろうかと思ったりもした。
でもまあ、子ども達の間には、
先輩や後輩とのやり取りを見ていると、
ちゃんと友情が育っているじゃないの！と思える。

いよいよ明日は卒業。