テーマ:闘病日記(4006)
カテゴリ:再発確定
2月23日(金)
主治医から連絡があり、2月19日に行なった採血の精密検査の結果、wt1の値の上昇がわずかながら認められた由。説明を受けることもかねて、予定のなかった26日に通院することになる。 退院して一ヶ月ほどは元気に溢れていたが、気がつくと両足にしびれを感じるようになっていた。また、ひどく寝汗をかくようにもなった。寝汗についてネットで調べると、原因の一つに白血病が挙げられており、諸事考え合わせて、厭な予感に包まれる。 3月5日(月) 脚のしびれの原因を探るべく、脳脊髄穿刺を翌週12日に行うことを告げられる。 3月12日(月) 3月5日に行なった採血の精密検査の結果、wt1の値が1800以上に上昇していることを告げられる。標準値は50未満で、移植後1月まではそれが保たれていたが、2月で上昇傾向を示し、今回で一気に高い数値となる。ちなみに転院(2017年10月)の段階では1300。移植の意味がなくなってしまったことを、この数値は示している。再発の兆候が他にないかどうか、当日、脳脊髄穿刺に加え、急遽骨髄穿刺を行うことになる。また翌日にはPET-CT。 同時に、徐々に免疫抑制剤の減少、さらには中止を進めることになる。ドナー由来の血液の免疫力に期待するのである。薬を減らした結果、GVHDであろう、皮疹に悩まされることになる。この痒みが同時にGVL効果をもたらしてくれるといいのだが。 3月13日(火) 諸検査の結果。血液中に芽球は認められず。また脳脊髄液にも認められず。しかし、骨髄には4.6%の存在が認められ、さらにPET-CTの結果、左骨盤や椎骨に集積が認められた。以前のwt1の値と併せ、ほぼ再発確定。移植治療を受けた者に再発が認められた場合、それなりに効果の認められているビダーザ治療を翌日から受けることになる。 この間、両足のしびれは相変わらず。食欲も若干減退気味だが、これは心的要因もあるか。体調そのものは、むしろ寝汗が一時期より減ったぐらいで、決して悪くない。 3月14日(水)~16(金)、19日(月)、20日(火)ビダーザ治療。皮下注射というから腕あたりにするのかと思ったら、へそ周りで少しビビる。 19日から微熱傾向。 20日、ビダーザを終えた後、職場での卒業式に顔を出す。 ひっそりと顔を出し、ひっそりと帰宅。自分なりの一つのけじめではある。 21日には、夜間だが、38度を超える。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年04月29日 19時28分48秒
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