りぃ-子’ｓ SCRAP BOOK

民放でもこのような番組を放映するのだなあと驚いたけど、今日は休日でアサギマダラの番組を見てる。

中学での鮮やかな記憶が突然よみがえったからだ。
体育か美術の教室移動の途中、校庭端っこの芝生に、めちゃくちゃ美しい浅葱色のひらひらが見えたので、私は夢中でそれを追ってしまった。
（何故かたった一人だった。
蝶になど興味の無い級友は先に行ってしまったのかも。）

ひらひら、ふわふわ。

でも良く見ると、美しい浅葱色の羽はボロボロ。
千切れかけていた。
なんとか助けたいと思ったけど、何もできるわけも無いし
とりあえず追われるのは酷だと、見送った。

多分あの後どこかに落ちて、命を終えてしまったのだろうけれど、
あのはかない美しさには衝撃を受けて、記憶に残った。

蝶やとんぼ、セミなど、虫は子どもの頃、毎日採って遊んでいたので、
（つかまえたら、夕方全部放って家に帰ってはいましたが…今思うと一生懸命生きている虫達に申し訳ない）
個体差なども経験上良く観察してしまうので、大きな見間違えなどは無い。

その後色の名前からなんとなくアサギマダラだと思い込んでいたのですが、
今日の放映を見ると全く記憶と違う。

そういえば・・・浅葱でなく、ルリ色？
ああ、そうそう、あの後図書館で調べたら「オオルリアゲハ」だ！！と思ったんだっけ。
思い出した～。

今検索してみると、オーストラリア北東、ニューギニア周辺に生息しているらしいのですが・・・
日本にたどり着く事もあるのでしょうか？

あのボロボロの羽は・・・




写真はShigeki Murakami's Web Pageさんでお借りしました。