「ロスト・キング 500年越しの運命」2022年 イギリス
当時ニュースで観て記憶には残っていて、その後映画になった時、観たいなと思ってました。丁度イギリス旅行の前に観る機会が持てて、ラッキーでした。リチャード三世について、詳しいわけではないのですが。昔、大好きだった森川久美さんの漫画作品「天の戴冠」の影響が一番ですかね。今かなりビックリしたのですが、丁度この発掘が行わる2012年9月直前の、2012年5月に、リチャード三世について書かれたブログ「HANNAのファンタジー気分」さんの記事、二つのリチャード三世像--シェイクスピアと森川久美を、今発見。ということは、森川久美さんがこの作品を描いたころにはもう、すでに、シェイクスピアの小説とは違う事実があることは、歴史研究家などにはある程度知られた事だったのかもしれません。(森川久美さんは、確か東京女子大学史学科卒業でしたね)この、想いに囚われるという経験、わかる気がします。直感といえばそうかもしれないけれど、そこに調べていく事で確信が得られ、真実に違いないという結論に導かれていく経験、とてもエキサイティングです。生きてきた間に、限りなく作られてきた、網の目のような記憶や推察、経験が、本人の意識の下で、ふっとつながる。それが直感ではないかと、私はそんな風に思っています。この風景や街並み、今度の旅行である程度歩けたらいいなあ・・・という気持ちも混じり、ワクワクして観ることができました。