自宅療養
日帰り手術とその費用日帰り手術というと、とても簡単な手術であるとか、術後の回復がとても早いとかそんなイメージを持ちますが、手術そのものはまったく同じ手術をし、回復も基本的に同じです。色々な身の回りの世話等を看護士さんにやっていただくか、家族もしくは自分でやるかの違いだけです。あー、費用もだいぶ違います。今回、術前大腸検査で10,000円、手術費用36,620円でしめて46,620円と入院に比べだいぶお安くなっています。自宅療養と入院の違い(メリット・デメリット)とにかく自宅で療養するのは気が楽なようで楽ではありません。様態の急変には、例えば大出血するような状態の時には、緊急連絡先を教えられますが、私の場合は、1時間もかかる場所だし、そもそもクリニックはもう休みに入っているので、気休めです。また、これが一番なのですが、家族は、特に奥方はあまり関知しません。「そんな痛みは出産に比べれば大したこと無いんじゃないの?」とのたまい、やれ年賀状がまだ出来ていない、早くプリンターで印刷しろだの、入院している方が気が休まることの方が多い、と感じました。まぁ、その家庭それぞれなんですが。つまり自宅療養のデメリットは、・家族に痛みの理解者が出来ないと精神的につらい。・すると色々と立っているものは患者でも使え、とばかりにこき使われることがある。・家族がいないと、または不在時は、食事も自分で作らなければならない。・家族がいないと、もしくはいても同意が得られないと、買い物も自分で行かなければならない。・色々と文句を言われる。さて、一方自宅療養のメリットは何か。・好きな食事が好きな時間に出来る。・好きな時間に風呂に何回も入れる。・他人に気兼ねをしない。・ブロードバンドでインターネットが出来る。・TVは見放題、DVDも借りてくれば見られる。と、色々と自由なのが最大のメリットでしょう。患部の処置さて、患部の処置ですが、と消毒薬を渡されたガーゼに塗り患部にあててテープで止める、という処置を、2回/日でよいと言われていました。消毒は、まさに朝と寝る前だけでよいようです。問題は、テープで止めてあるということです。お通じのときはテープをはがさねばなりません。またお風呂のときも同様です。少なくともこれだけで何回もテープをはがす機会があります。自分の見える範囲でのガーゼ交換や、テープ張りなら問題ないのですが、見えないところでこれは大変です。また、出血は3週間ほど止まらないと聞いています。会社に行った際にも困ります。そこで、ガーゼとテープ張りは基本的にやめる事にしました。試行錯誤の結果、化粧用のコットンパフ+パンティライナーに行き着きました。今現在パンティライナーは使用していませんが、コットンパフは使用しています。ガーゼやトイレットペーパーを使用するより、肌にとても優しい質感が良い感じです。会社の男子トイレには汚物入れが無いので処置には困りますが、手入れは楽かもしれません。その他まだ痛み止めはかかせません。本当にこれで会社に1月4日から出社できるのだろうか、不安がよぎります。痛み止めを飲んでいても、30分も座っていると痛みがジンワリやってきます。ドーナツ型座布団もあまり効果を発揮しません。やはり寝ているのが患部には一番負担がありません。お風呂はとても気持ちが良いです。血行を促進させるので、治りが早くなると言われています。朝(時々昼)と夜は欠かせません。至福の時間です。患部を洗っても、もちろん強くは洗いませんが、痛みを感じません。やはり切除範囲が少なかったのでしょうか?先生の説明によると、それと鏡を使って見てみた結果、深さ1cm弱長さ2cm強切除されています。これは軽いほうなんでしょうかねぇ。