久々の読み応え
パチ屋の並び、昼休み、通勤、帰宅の電車と最近は読書熱が再燃。色々読んだのですが、こちらは非常に読み応えがあった2冊。「ルパンの消息」横山秀夫FACEがドラマ化されたり、半落ち、出口の無い海などが映画化されるなど、いまではかなりの人気作家である横山氏ですが、こちらは初めて執筆・投稿された17年ほど前の作品。2005年に出版され、日の目をみたらしいのですが・・・一気にもっていかれました。さすがの人間描写、世界観。さすがに随所のぎこちなさは感じましたが、それもさほど気にならないくらい、本当に読み応えあり。さらに、カバーをめくると、こういう仕掛けが。意味は説明できません。気になる方は是非ご一読を♪「夜明けの町で」東野圭吾まぁ言わずもがなの人気作家、個人的にも鉄板の作家です。不倫におぼれる中堅サラリーマンが主役で、不倫相手にまつわる、ある謎が徐々に解明されていく物語です。必要以上に愛だの恋だのが主題になってないので、さっぱりした読み応え。なんのこっちゃ分からないでしょうが、本なんですから読んで無い人にはわからなくて当然wまぁ、読んでください、面白いですから。・・・って、ここに書く意味ない気がするけど^^;しかし東野氏はSF、ホラー・オカルト、サスペンス、本格ミステリ、刑事モノ、ほんとにいろんな分野をこなしますねぇ。しかも、どれも面白い。ドラマでやってた「ガリレオ」が好きだった方は、是非原作をすべて読んだほうがいいと思います。