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突然、(有)シナジープランニング代表取締役・坂口昌章さんがうちの会社を訪ねてきて下さった。坂口さんと言えば、少し前に、ビジネスの拠点を中国に移したいと発表し業界内で話題となっていた。先週末には(株)コルクルームのティーチ・インという会員向けセミナーで講演されたので、その時に本当はご挨拶に伺わねばと思いつつ、仕事に追われて願いが叶わず、心残りになっていた矢先だったので、とても嬉しかった。
中国でのビジネスプラン第1弾もまもなく具体化されるそうである。ここでそのニュースを発表するのは差し控えたいと思うが、時々刻々変化する中国の繊維ファッション業界に坂口さんならではの着眼点で切り込んでいってもらいたいと期待している。酒豪サカグチ、くれぐれも老酒を飲みすぎませんように(笑)。 さて、今夜はうちのベンチャー支援施設の良きライバルである、台東デザイナーズビレッジさん主催の「デザビレ・ビジネスサポート・セミナー」に参加してきた。講師は、このブログでも時々ご紹介しているカジュアル合同展示商談会「FRONTIER(フロンティア)」を主催する吉岡孝司さん。ナビゲーターは、これまたこのブログでちょくちょくネタにさせて頂いているデザビレ村長の鈴木淳さんである。 セミナーは、鈴木さんが質問し、それに吉岡さんが答える、といった形で進められた。お二人共、非常にテンポが良いので、聞いているこちらもどんどんテンションが上がってくる。 今日は合同展の活用方法について非常に多岐に亘る論点が挙げられていたが、私の印象に残った吉岡語録を幾つかここでご紹介しよう。 ◆合同展では、集客より、売上のことを考えた方がよい。 私も時間がある時はフロンティアさんは必ず見せて頂いているので、この言葉は非常によく理解できた。 合同展の場合は、吉岡さんのような展示会主催者が葉書DMやネット、メルマガ、ブログ、新聞媒体への広告パブリシティ等、様々な方法を用いてバイヤーさんへの告知を行って下さるので、集客の心配はあまりしなくても良い(小さな合同展の場合は、そうでないケースもあるが)。 それよりはまず、来て頂いたバイヤーさんに自分のブランドをいかにアピールし、どのくれい売るのかを真剣に考えるのが先だということである。 ◆不得意な部分を改めることよりも、得意な部分をどうアピールするかに力を注ごう。 これは、特に起業したばかりで1人でやっておられるようなブランドへのメッセージだったのだが、人間は万能選手ではないのだから、何もかも最初からうまく行くはずはないよね。 まずは、得意な部分、他にはないブランドの個性を磨くことが重要だろう。 そして、足りない部分は、他の方々に協力してもらって補えば良いのだ。 ◆お金のことで無理は禁物! 発注がついて納品したはいいが、入金がいつまでたってもない、とか、逆に、無理して在庫を積み過ぎ首が回らなくなるとか・・・トラブルの大半は金銭を巡るものだという話、本当によくわかります。 悪い取引先を見抜く、というのは難しいことなのだが、吉岡さん曰く、「展示会の時によく話し込みをして相手を見極めるとか、効力があまりないかもしれないが契約書を交わしていくとかいう努力の積み重ねが大切」なのだそうだ。 それ以前に、自分自身がお金のことで無理をしない、これが最も重要である。実力が伴わないのに事業を急拡大するのは危険が大きい。 ◆ビジネスセンスがない者は成功できない。 クリエーター、デザイナーとしていくらファッションセンスがある人でも、マーケットニーズを読み、時代の変化に機敏に対応するビジネスセンスがない人は成功は覚束無い。 これには私も大賛成である。いろいろなベンチャーさんに出会ってきたが、実は、ファッションセンスがイマイチ、と見える人でもビジネスモデルがしっかりしているため成功している人はゴマンといる。 ◆7・5・3の理論 吉岡さんは、「10年続けよう」という気持ちを持って、3年後の目標、5年後の目標、7年後の目標・・・という感じで徐々にブランドを成長させていくのが理想なのではないか、と語っていた。 ビジネスをスタートさせてからはそれなりに山や谷が訪れるものだが、目線を高くし、目的意識を持って努力していれば一時的な落ち込みにもくじけずまた前を向いて進んでいける、というお話だった。 これは、フロンティア展を始めて約10年、吉岡さんご自身が歩んでこられた足跡を彷彿とさせる話であり、非常に説得力がある。 若い人は結果をあせるものだが、ビジネスはプランードゥーチェックの繰り返しなのだ。 あせらず頑張れ!デザイナー、クリエーターの皆さんに対する力強いエール、確かに感じ取れたセミナーだった。 それにしても、今日、吉岡さんは、「売れているブースからは勢いを感じる」とおっしゃっておられたが、フロンティアが出展すれば成功しやすい展示会となっているのは、何よりも吉岡さんご自身に勢いがあるからなのだな、ということを痛感しましたよ。素晴らしいお話、有難うございましたm(__)m
最終更新日
2005年06月23日 00時03分47秒
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