プール
プール教室に通っている幼児のお父さんわが子が準備運動を1回もしたことがないと嘆いています。私も1年ぶりに見学に行ってみました。一生懸命体操をやるように話しているのだそうですがやっぱりしないと小声で私に説明しました。無理に叱ってはいないようでしたが期待はずれの苛立ちが抑えきれずにいました。さてさて、大勢の中の彼がプールサイドに来ました。準備運動・・・??確かにしなだれたように固まっているかわいい彼。すると上気した様子でお父さんは買い物に行ってしまいました。さあグループに分かれて本番です。先生の言うことをよく聞いている風トレーニングの流れに沿って順番もしっかり守り待っているべき場所に身体をどんどんずらしています。先生めがけて思いっきりその場飛び込みをして水の中を2,3M 進みました。けのび?バタ足?1年前は泣いていた子があんなに泳げるようになっているとは思いませんでした。帰りに先生の言うことをよく聞いていた様子と待ち方のすばらしさや泳いでいる姿を感心したように話しました。お父さんに向かって「・・・がどんなに泳げるようになっているか見たことあった?」と聞いていると、かわいい彼が両腕をしっかり耳のわきで伸ばして泳ぎ方を教えてくれました。お父さんはそんなに泳げることを知りませんでした。泳ぎのネーミングも胸を張ってお父さんに伝えていました。お父さんも気づかなかったことに気づいたようでしっかり受け止めてあげていました。幼児の彼が胸を張ってプールのことを語れるようになりました。これが2ヶ月前先週は近くの大きな室内プールにも遊びに行って1週間プール三昧だったそうです。今までできていることが話題に乗っていなかったのでしょうか?一つのことに気をとられると成長を見逃してしまうかもしれませんね?