医療の進歩
89歳の母の大腿骨に金属を補強する手術が明日です。医療計画でのゴールは2週間後に歩けて退院ですって担当医からお話を聞いたときには耳を疑いました。しかし、今の手術は穴を開けるだけでできる手術です。それが術後の回復を早めていることは間違いなさそうです。認知症は入院すると混乱が多くて心配でしたが、今回は結構安定しています。リハビリ計画も担当者のやさしい説明を受けました。手術前は足首をばたつかせて血流促進でした。甘えながらも言われたことは素直にやってくれる母ですので遊んでいるような気分でしょうか、日ごろリビングで体操をさせていたときの気分でしょうか、私の号令がうれしそうで笑顔も広がっています。私自身があきらめ気分ではなく前へ希望を持てました。母の笑顔は私の鏡かもしれません。