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新任の中島からの報告第12弾です。
前回は、「伊豆大島の椿まつり」に関しての情報でしたが、今回は伊東市の指定文化財である「東海館」についてお知らせしたいと思います。「東海館」は伊東温泉を流れる松川河畔にある大正末期から昭和初期の温泉情緒をいまに残す木造三階建て温泉旅館群の1つにあげられます。昭和3年に創業、昭和13年頃、昭和24年頃に望楼の増築など、幾度かの増改築を行いながら旅館業を営んでいましたが、平成9年に70年近く続いた旅館の長い歴史に幕を下ろしました。平成11年には、昭和初期の旅館建築の代表的な建築物として文化的価値を持ち、戦前からの温泉情緒を残す景観として保存し、後世に残す必要があるという理由から伊東市の文化財に指定されました。平成11年から平成13年にかけて保存工事が行われ、平成13年7月26日に、伊東温泉観光・文化施設「東海館」として新たに開館しました。 伊東駅から東海館までの道のりは、約1㎞程で、伊東駅を背に南西の方角に向かっていけば良いのですが、一番わかりやすいのは駅前の大通り。まっすぐに歩いていくと2つ目の大きな交差点の先が大川橋、大川橋の上から左を見れば東海館の特徴的な方形に望楼が見えます。 ちなみに大小2つの内湯があり、日帰りでのご入浴も可能ですので昭和の時代にタイムスリップして見るのも良いかと思います。
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Last updated
2017.10.10 10:18:21
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