テーマ:食べ物あれこれ(49804)
カテゴリ:料理の知識
以前もチラッと書いたことがあったのですが、NHKのガッテンでそのままズバリ放送していたようです。
簡単にまとめておきます。 バナナのスゴ技7連発 NHKガッテン 1.どんなバナナも一瞬で甘くする方法 軸とは逆の先端からむく。 この方法だと、皮がかたくてむきにくいバナナもカンタンにむけて、しかも味まで甘くなっちゃうんです。 その理由は、バナナの花にありました。花は、バナナの先端側に咲きます。花が咲く部分は成長が盛んで、栄養が集まりやすいので甘いのです。 2.50年前の熟成法は、青いバナナを40℃と高温であたためることで、生まれ故郷と同じ状態にするというもの。 すると、バナナからエチレンというガスがでてきます。 エチレンは細胞壁を壊す働きがあり、皮の細胞が壊れると、緑から黄色と変色します。 さらに、実の細胞がこわれると、柔らかくなり、その結果甘さが増すんです。 一方、現代の熟成法は、保存性を考えて温度は15℃で熟成させるため、エチレンを外から人工的にふきかけていたのです。 そのため、皮はきれいに色付き、保存性も高いのですが、実の糖度が十分あがりきらないまま出荷されてしまうのです。 3.実は、バナナは巨大な草に実る野菜。 しかも、野菜は野菜でもイモにそっくり。 バナナもイモもデンプンがおよそ20%含まれていますが、このデンプンが糖にかわることで甘くなります。 サツマイモも最初は甘くないですが、焼きイモだと甘くなるのと同様に、バナナも「じっくり温度を上げてやる」ことがポイントなんです。 バナナを甘くする方法、それは・・・「40℃~50℃のお湯につける」。 デンプンを糖にかえてくれるアミラーゼという酵素がこの温度帯では活発に働いてくれるからなんです。 4.超あま~いバナナの作り方・長寿バナナの作り方 ①40~50℃のお湯に5分つける ②お湯から取り出したあと、最低1時間室温におく ③ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室にいれる バナナは自らの重みがかかった部分から、エチレン(皮を黒くし、実をやわらかくするガス)を大量に発生させます。 房だと1本でもエチレンが発生してしまうと、他のバナナまで保存性が悪くなってしまいます。 それを、1本ずつに分けることで回避できるというわけなんです。 50℃というのはバナナにとって、強いストレスです。 こうした強いストレスを短時間に与えることで、そのストレスをはねかえそうと、熱ショックたんぱく質という物質がうまれます。 すると、バナナの抵抗力が増すため、エチレンが出たとしても日持ちするようになるのです。 しかも、50℃のお湯につけると、冷蔵庫に入れても黒くならないんです! まとめ 1.バナナを買ってきたら、1本ずつに分けて、40-50℃のお湯に5分ほどつける。 2.その後室温で1時間放置。 3.食べるときは先端から剥く。 実はさっきバナナを買ってきたので、早速お湯に入れてみました。 今までとどう変わるのか、楽しみです。 産地不問 訳ありバナナ12袋+小玉パイン1玉プレゼント 約9kg(約50〜60本入) 【リニューアル特別割引】●1,890円⇒1,690円● お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.10.09 18:43:39
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