カテゴリ:本日のPTA
9日。 未だ発熱中。 殆ど起き上がれない。 アイスノンがあっという間に生温かくなる。 顔、耳、首、手の甲から肘まで浸出液にまみれ、 特に左手、腕からは、膿のにおいにヘコむ。 頭皮が無事なのに救われる。 上瞼と下瞼が腫れて、両目は潰れた状態。 絶えず浸出液が目に流れ込むため、目を開けていられない。 浸出液が角膜にどんな影響を与えるか、不明だし、怖いので、 買い置きしていた抗菌目薬を絶えず点眼する。 無理やり目を開けて、視界が曇り加減だったりすると、 ついに白内障が始まったか?と脅える。 その瞼の腫れが幾分ひいて、 目を開けて鏡を見てみると、糸のように細い目が瞼の奥に見える。 目、だけでも人相が随分違う。 元のおめめぱっちりな私に戻れるのか? 顔の腫れは全体としては、幾分ひいた感じ。 左腕が、肘より先を動かせないほど重く、腫れあがっている。 手の甲と手首から、ぐっしょり浸出液が出ているのに、 まだまだたくさん悪いものを吐き出したい!みたいな感じで、 ぱんぱんに膨らんで、出所を求めているような内圧が臨界点を迎えている感じ。 ナイフで、腕にすっと切り込みを入れて、 中に詰まっているものを出してあげられれば、どんなに楽になるだろう。 ◆◆◆◆◆◆◆◆ 中学校PTAの副会長から電話。 例の私のバトンを受け継いでくれた彼女である。 「 体調を崩されたと聞き、皆で心配していたが、 明日のバレーの試合には本当に観に来て貰えないのか。 コーチとしてずっと練習を観て来てくれたし、 いくら体調が悪いと言っても、 当日には、りうりうのことだからきっと来てくれるに違いない、と お弁当も頼んでいるのだが、、云々。 」 心配して貰っての、せっかくの電話だったのに、 応対するのもしんどくて、とても行けないことを伝え、早々に切る。 何をどう答えたかも余り覚えていない。 受話器にあたる耳が浸出液でビショビショで、不快でもあった。 彼女からの電話は、私のために注文したお弁当の要不要の確認と、 何より、試合前日の大きな不安に動揺していたからであったように思う。 中学校PTAでは、Aチーム、Bチームと2チーム編成でそれぞれに闘う。 このチーム分けが、年々揉めたりする元となるのだが。 試合前日を迎え、今更ながらの Aチーム、Bチームのメンバー分けの妥当性。 ブロックに分かれて、予選リーグを行う対戦チームを睨んで、 どちらのブロックにAチームBチームを入れるべきだったか、等々。 動かない体育部長を支え、殆ど彼女が動いて来たから、 全部を背負って、不安いっぱいなのはよくわかる。 当日は、そうでなくても副として、たくさんお手伝いすることがあるから、 監督や主将を正副会長がするのは良くない、と最初に言ったのだったが。 チーム編成時の選手さんの不満 (あのひととは同じチームになりたくない) (あのひとと同じチームが良かった) (こんなポジションは嫌だ) ゲーム時のメンバーチェンジの不満 (ここでタイムを取らないなんて) (ここでメンバーチェンジをするなんて) (忙しいのに、無理して参加したのに、ずっとベンチってどういうこと?) その殆どが選手さんたちの我侭だとはいえ、 その不満は当然、監督や主将に向かう。 主将はともかく、監督は、それなりの経験があるひとで、 要所要所で決断ができ、 憎まれ役も引き受けて下さるような方でないと、 選手さんの殆どがバレークラブ経験者だけに、なかなかに難しい。 せっかくのPTA親善のチャンスが、 なまじ優勝を狙えるチームだけに、 監督への不満、不信=会長への不満、副会長への不満になって、 後々まで引きずるのは、絶対に避けたい。 特に男性の正副会長には、 「監督」としてではなく「正副会長」として、 外からおおいに盛り上げ、応援して欲しいのだ。 等々、これまでの体験から、 これだけはどうしても伝えておかなくては、と言ってみたけれど、 彼らたちは 「 大丈夫ですよ! 」 と自信満々だったのだ。 暗に、これまで正副会長が監督でないなんて!という勢いだったのだ。 でもこうして、前日になって動揺し、アドバイスを求めてくる。 いまさら、メンバー編成にまで遡って悩んでみたってどうしようもない。 それは彼女も重々判っているはずなのに。 求められた私といえば、殆ど頭が働かない状態で、 考えようとしただけで、頭がぐるぐるとした。 「 だから最初に言ったじゃないの 」みたいな、 言うべきではない言の葉も言ってしまいそうで、 「 貴女の一生懸命さは、みんなに伝わっていると思うから。 明日は、皆で楽しくプレイできるといいね 」 みたいなことを言って、早々に電話を切ってしまった。 そのくせ、切った後になって、 横になると、妙に頭が冴え冴えとしてくる。 こう言ってあげれば良かった。 今のチーム編成でも、ここはこうすれば、戦力的にまだまだ補強できるはず。 このひとはサーブがとてもいいから、サーブ順をこう変えたら、 チームが流れを掴みやすい。。。。etc. あれこれ頭に浮かんでは消え、 でも、彼女にはメールでの失敗で懲りているため、 このまま何もしないことに決めて心に蓋をする。 途端に、同じく翌朝予定のこの地での「一斉清掃」について、 あれこれが脳内を占拠し、 こちらは、同じく前日で心配で動揺しまくりの班長である友人に 携帯メールを送る。 激しい雨が続いているため、一斉清掃は延期になるかもしれないな、 と思いつつ。 こうして9日の夜は悶々と過ぎて行き、 10日を迎え、 やきもきしつつ、その10日が過ぎても、 バレーの結果について、誰からも連絡が来なかった。orz.... 11日夜に、副の彼女からまた電話を貰うのであるが、 10日の夜には、 どうせ、こんなもん?よね。 と、ちょっと やさぐれたくなった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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