テーマ:★お菓子★(2733)
カテゴリ:食べました & 飲みました^^*☆
夫にも友人サンタさんがやって来た! 喪中葉書によって、夫の不幸を知った、大学時代の友人たち。 次々とお香典を送って下さっていたが、 中でも、都合のつく者たちが声を掛け合い、 X’masの3連休を使って、広島に集ってくれたのである。 電話を受けた夫は、 「 ○○は25年ぶりだし、△△は20年ぶりだし、、、 」 すっかり喜んで、へろへろの笑顔で、会食の場所を手配していた。 私たちは家族だけで挙式したため、学生時代の夫の友人には、 我が家に遊びに来て下さったひとしか知らない。 でも年賀状のやり取りと、夫の話の中に度々登場するので、 まるで私の友人のように近しい気持ちがするひとたちばかりである。 23日夜。 いつもは疲れきっての深夜の帰宅なのに、大きな荷物を抱えて るんたった♪で戻って来た。 「 滅多に逢えないのだから、一緒に宿泊すれば良かったのに 」 と言ったら、おひとりは、奥さまもご一緒だったので、遠慮したとの由。 大きな荷物は、夫の友人たちの「お土産」だった。 「お土産」? なんで? と、最初ピンと来なかった自分に驚いた。 夫は年がら年中出張しているが、 親しい友人たちのところへ私用で遊びに出掛けたことはない。 儀礼を廃す会社であるため、出張先へお土産を持たせる、なんてことは とうに頭から抜け落ちている私である。 「 そうか、旅行先でお邪魔するときは、お土産を持っていくもんだよね 」 そういえば、この地に転居するまでは、夫の実家に帰省する度に 義父母が好きな広島のお饅頭を買って持って行った。 そんなことさえ、忘れてる、私。 X’masの3連休を遣い、冬だからどうしたって荷物が重くなる。 そんななかで、夫と夫の家族用に、わざわざお土産を携えて来て下さる。 夫の顔を見よう、と想い、こうして来て下さるだけで嬉しく、有難いのに。 なかでもひとつ、とても大きく重たいお菓子があるのに驚いた。 そして、気付く。 「キヨスク」で買われたのではないことに。 これが美味しい、これを食べさせたい、と、 わざわざ求めて来てくださったことに。 あけてみると、お菓子の箱もありきたりでなく、 どんなお菓子? どんなお店?と想像力をかきたててくれるような箱。 お菓子名は 『 遠足ポテト 』 。 「えんそく」と読まず、「とおあし」なんだそうである。 スイートポテトを薄い饅頭の皮に包んだようなお菓子で、 甘みを抑え、まさに手作りでつくったようなポテト餡だった。 逆に、これなら自分でつくれるぢゃん、みたいについ思ってしまうような。 ひとつひとつがずっしりと重く、しっとりしてて、美味しい。 予想通り、奥さまと一緒に来られた御方のお土産だそうである。 数あるお菓子のなかから、わざわざ『遠足ポテト』を選ばれ、 これ、と思い定めて買いに出掛けて下さった、 おそらく奥さまのひととなりに想いをはせる。 このお菓子のお店にも興味を持った。 『遠足ポテト』の説明は、お店の歴史を感じさせるつくりとイラストなんである。 ケーキ職人を目指した若夫婦がつくったお店やお菓子ではない、というところ。 それでいて、この包装、この箱、に好奇心がうずく。 お土産って大事。 例え、儀礼の菓子折りひとつでも。 私自身が何かを選ぶような立場になったときには、 こころ込めて、想い込めて、 ひとつひとつ大切に選び、想いを乗せて託したい。 夫にもサンタさん。 夫はすっかり喜んで、元気になりました。 感謝です☆☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[食べました & 飲みました^^*☆] カテゴリの最新記事
|
|