カテゴリ:本日のPTA
ふぅ。。。。 早いもので、昨年5月につたない『 副会長考 』 を記して半年以上過ぎた。 あれからずっと、下手な考え休むに似たりではあるが、頭を離れたことがない。 何度か書きかけてはやめ、何度か書きかけてはやめ。 この度、りきkkぱぱさんの『 副会長ならやりたい 』を読ませていただき、 「校内の活動全て」を「副」を頼むにあたらない、と斬り捨てられ、 ひとりでやり遂げて来られたりきkkぱぱさんが、 「副の苦労、副の心得が解からない」とおっしゃったことに刺激され、 やっぱり書いてみることにした。 以前書きかけていたものに、少し手を加えたものである。 ◆ ◆ ◆ 楽天さん中心に数々のPTA関連ブログを読ませていただいているが、 会長さんと以心伝心、がっちりタッグを組んで、 楽しく活き活きと活動されておられる副会長さんは、5指にも満たない。 殆どの副会長さんが、種々の悩みを山ほど抱えて苦しんでおられる。 (だから、日記を書いておられるのかも知れないが) それに触れるにつけ、「会長さん、しっかりしてくれ~~!!」と思う。 以前も書いてみたが、各単Pにおいての副会長の位置付けは、 私がこれまで体験したり、見聞きしてきたなかでは大きく2通り。 1) 副会長は、文字通り会長の【副官】である。 会長と常に行動を共にし、同様に動く。 会長不在の場合は、連絡を密にしながら、代理として動く。 運営実行委員会のなかに「執行部」として参加し、 一般役員さんと共に活動をする副会長もあり。 2) 副会長、として担う役目が具体的であり、複数の場合、各々分担されている。 会長は、主として校外へ赴き活動する。 副会長は、校内で実際に各委員会の動き、流れをまとめて データとして会長に報告する。 複数の副会長の役割は、それぞれにきちんと分けられている。 例えば、副会長Aは『母親代表担当』、副会長Bは『郡市P担当』等。 他に、変わったところで、 ● 中学校PTAで、各小学校区から、小学校区の代表として1名副会長に就任。 ● 教頭先生が、副会長のひとりになられる学校もあり。 今、思うのは、 1)であっても 2)であっても。 正会長が(見込んで)選んだ(お願いした)副会長ではなく、 正も副も別々に、選考委員会等で選ばれたひとたちの、 最初は烏合の衆であったとしても。 共通項は、互いの愛する子どもたち。 んで、忘れてはならないのは、対外的にも対内的にも、 【 会長 】 が、そのPTAの代表である。 ということだと私は思う。 副はあくまで副である。 どんなに実質的に動いているのが、副であっても。 例え会長が何にも判らない、識ろうともしない、 挨拶だけしててくれればいいような、お飾りの会長であっても。 会長としてそのひとを選んだのは、自分たちPTAであり、 4月から既に半年以上を経過しても、 そのひとがそれだけのものでしかない(ように感じられる)のは、 自分たちの責任でもある、と感じなくてはならないのではないだろうか。 副は、会長の目であり、耳であり、 会長の想いを載せた手足としての機能でありたい。 形だけでも、会長を立て、きちんと連携を取り、全ての報告をする。 今、何がどのように行われており、状況はこのようであり、 最終的に○○を目指して、△△委員会が、□□のように動いている。 それで間違いはないか、【会長の意向】に沿っているか等々、 常に以心伝心の関係性を持っておきたい。 そう、【会長の意向】。 会長は、選考委員会で選出された単Pの代表者である。 彼、もしくは彼女の意向(最低、事前承認)抜きで、 物事が進んでいてはならないのではないだろうか。 それで初めて、正は副を信頼し、全てを委ねられるのであり、 副は正に、胸を張って 「(会長の意向をくんで動いた結果だ、)全ての責任を負ってくれ」と 言えるのだと思う。 私は、副は正に頼られてこそ。(例え言の葉だけでも) 正は副に立てられてこそ。 その学校のPTA執行部として、内外に頑張っていけるものだ、と信じている。 ……いろんな学校があって、いろんなPTAの形があって当たり前であるが、 少なくともPTA会長が、そのPTAの代表である、というのは 普遍的なものではないだろうか? PTAは組織であっても、企業ではない。 同じ保護者同士、全く、同格のものたちの集まりである。 役員だから、会長だからって、上司でもなんでもない。 単なる、役割分担の形でしかない。 PTAの意義やら意味やら、 ひとつひとつの行事の意義やら意味やら。 何のために在るのか、なんのためにヤるのか、頑張る意味は何のためか。 そんなことをひっくるめて、共に在り、語り合えるPTAなら、 きっと楽しいはずであり、わくわくするはずのものであると思いたい。 数々の山や谷は、皆のこころを試し、 メリハリ持って克服する香辛料にさえ変えていける。 それもこれも、(皆が選んだ)会長さんを旗印とし、 皆が一丸になれてこそだと思う。 (逆もまた真なり。 副が、正の望み、意向に添わねば、 正は、副に希望を言い、そのように育って貰う努力が必要ではないだろうか。 互いに気持ちよく、1年を共に頑張れるよう、 語り合い、歩み寄り、互いに育たねばなるまい) レモンさんの本に皆が感動したのは、どうしてか。 レモンさんの熱さと努力に、皆が少しずつ考え、変わって行き、 レモンさんもまた、育って行かれたから、ではないのか。 役員に選ばれた以上は、その責を全うしよう、と、 皆がない時間をやりくりして、集うのだ。 その想いと労力を報われないものにするには、余りにもったいない。 PTAは、これからどんどんその存続意義を問われて行くだろう。 自分たちのPTAが時代に即して生き残っていくために、 皆の知恵とパワーが必要である。 自分たちのPTAの何処にどんな可能性を見い出し、 どんな展望を持って歩んで行くか。 私たちのPTAだって、 レモンさん以上の感動のPTAになれるはずだと思う。 お金がない。 不審者の横行。 青少年犯罪の低年齢化。 艱難辛苦のこの時代。 会長さんの、副さんの、執行部の腕の見せどころではないだろうか。 せめて、正と副が一体となって、考え、智恵を出し合い、役割分担していこう。 執行部でコンセンサスを固めよう。 その歩みが、PTAの真髄のように思う。 したらば、山も谷も、きっと皆で乗り越えられる。 ……と、信じたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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