テーマ:40代の視点と日常(771)
カテゴリ:あいたたたっ!(>_<)
楽しかった オフィスでの 鍋パーティ。 でもその日に、義母が実家の母に電話を掛け、 とんでもないことになっているとは、全くの想定外だった。 義母は、いつもの通り、ちっとも悪気はなかったのだ。 母に電話したのも、この土日への悔やみやら、労いやら、 最初はそんなことを言おうとして掛けたのだろうと思う。 だが、その電話はいつもの義母自身の身体のこと。 7人もの義母のきょうだいの話、それにまつわる愚痴、陰口へと流れ、 揚句に、母が元気でいることに対しての八つ当たり、 そして、あろうことか、、、、く~、ここには とても書けない。 で、さすがに母は、キレてしまった。。。らしい。 そんなこととは露識らず。 火曜日の不在分をも取り返そうとしているかのように、 喋り倒す義母の相手をしていたら。 「 りうちゃんのおかあさんには口止めされてたけど 」 と前置きがあり、 「 おかあさん、お風呂で倒れたんじゃと。 裸のままで、当分動けず、ものも言えんかったんと 」 、、、このひとは いったい 何を言っているのだ?? しばらく脳が、ことの把握を拒否していた。 続けて、若いといっても、もう74歳なのだから、 毎日毎日2人の姉の介護に飛び回るのはやっぱりキツいのではないか、 それに加えて、この土日の葬儀では、、、 とかなんとか言っていたようだったが、もはや定かでない。 気が付いたときには、「 私から聞いたとは言わないでくれ 」というしめくくり。 否。 申し訳ないけれど、内緒にはできない。 と 私。 何故だ、それでは私の立場がない、と激昂する義母に、 聞いたことは事実だし、聞いた以上、私は母を放ってはおけない。 例え風呂で倒れても、それを自分から言うひとではないし、 自分を必要とするひとが在る以上、 どんな無理をしてでも、それに応えようとするひとであるし、 自分が気付いてしまったことは、放ってはおけないひとであるし、、 そう義母に話しながら、涙が噴き出て来る。 つい3日前の葬儀での諸々の情景が、ありありと目に浮かび、 慟哭する姉の姿に、私の姿がぴったり重なってしまう。 即刻、義母との電話を切って、空を飛んででも母の元へ駆けつけたいのに、 義母は、母を 「 気の強いひとぢゃけんのぅ 」 と言い、 100歳まで生きた母の父の話まで持ち出して来る。 どうして、母の気が強い、という話になり、 どうして母の父の話がそこで出て来る??? ざらりと違和感を覚えるも、早く電話を切りたいために全部聞き流す。 這う這うの体で義母の電話を切り、やっとの想いで母へ電話をする。 いつもと変わらぬ母の声に、私の第一声てば、 「 私を置いて逝かんで~~ 」。 (o_ _)oポテッ 後は言の葉にならず、大号泣する私に、母は事態が飲み込めたらしい。 「 お義母さんに聞いたのね? ( 溜息 ) 大丈夫。 疲れてお風呂のなかで寝込んでしまって、 のぼせたか、貧血かになっただけだから。 全く。( 溜息 ) 笑い話で済んだのだから、りうさんには言わないで、とお願いしたのに 」。 私は、と言えば、えぐえぐ 嗚咽しつつ、 「 おかあさんは、おとうさんに癌が見つかったときも私に最初隠してた。 病持ちの私に心配を掛けまいと、何かあっても話さないつもりでしょ。 おかあさんの『 大丈夫 』は信用できん~~ 」。 またまた大号泣。 「 違う違う。 もう貴女には嘘はつかない。 ほんとに大丈夫だから。 あちらのおかあさんに、 私だって歳を取ったし、いつも頑健そのものって訳ではない。 だから、元気なうちに、たまにはりうさんをゆっくり里帰りさせてやらねば、 って、想ってもらえないかな、と期待して言っただけなのだから 」。 「 ほんと? ほんとにほんとなん? 今、おかあさんが私を置いて逝くのなら、 絶対ついて逝くんぢゃけんね~? だから、私を置いて逝ったらいけんんんん~~ 」 大号泣。 あ~ぁ。 父が逝って以来、初めてこんなに わんわん泣いた、と思う。 「 大丈夫だから、大丈夫だから 」という母の声を聴きながら、わ~~~ん(汗)。 まるで子ども。 全然涙が止まらない。 父を喪い、母を喪う、ということは、こういうことなんだ、と、 張り裂けるような胸を押さえ、銅鑼が鳴っているような頭を抱えて、 思い知らされる。 そして、こんな想いを幼い子どもたちにさせてはならない。 ひとの親は、親、というだけで、 1日でも長く、元気に生き抜く義務を負い、 そのために出来る限りの努力をするのだ、などと頭の片隅で思い。 それでも、早くに父を亡くし、母を亡くしている方々の多いこと。 んだから、ひとは寄り添い、支えあう、 支えあわなきゃまっすぐなこころは到底保てない、、などと思い。 んだから、そういったことを根こそぎ奪われる「 戦争 」なんてものは。。。!! 「 きっと私の方が長生きするよ。 私がりうさんを看取ると思ってるよ 」 そんなことまで、母に言わせてしまい(滝汗)、私が少々落ち着いたところで、 「 お義母さんは、他に何も言っておられなかった? 」 母が問う。 そこで、母のこころに突き刺さった、 義母が電話で母へ投げ掛けた一連の言の葉を聴かされる。 どっか~~~~~~~~~~~~~~ん!!!! そうか、それで、母は怒って電話を切り、 義母の「 気が強い 」云々な話に繋がるのか。 でもでも。 あのひとには決して悪気はない。 まして、悪意はない、はず。 あったのなら許さない。 あのひとは、ただ、気付かないだけ。 無神経なだけ。 それでも、言っていいことと 悪いことがある。 他者のこころを慮らないのにも程がある。 暫く私は、義母と逢いたくない。 声もできれば、、、、聞きたくない。 地団駄踏むほど子どもに還り、 号泣し、激怒した水曜日。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[あいたたたっ!(>_<)] カテゴリの最新記事
|
|