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今日も元気で

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2007.12.19
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       楽しかった オフィスでの 鍋パーティ


       でもその日に、義母が実家の母に電話を掛け、
       とんでもないことになっているとは、全くの想定外だった。


          義母は、いつもの通り、ちっとも悪気はなかったのだ。
          母に電話したのも、この土日への悔やみやら、労いやら、
          最初はそんなことを言おうとして掛けたのだろうと思う。


       だが、その電話はいつもの義母自身の身体のこと。
       7人もの義母のきょうだいの話、それにまつわる愚痴、陰口へと流れ、

       揚句に、母が元気でいることに対しての八つ当たり、
       そして、あろうことか、、、、く~、ここには とても書けない。
 
                で、さすがに母は、キレてしまった。。。らしい。



どくろ   どくろ   どくろ



       そんなこととは露識らず。

       火曜日の不在分をも取り返そうとしているかのように、
       喋り倒す義母の相手をしていたら。

        「 りうちゃんのおかあさんには口止めされてたけど 」

       と前置きがあり、

        「 おかあさん、お風呂で倒れたんじゃと。
          裸のままで、当分動けず、ものも言えんかったんと 」
        

           、、、このひとは いったい 何を言っているのだ??
           しばらく脳が、ことの把握を拒否していた。


       続けて、若いといっても、もう74歳なのだから、
           毎日毎日2人の姉の介護に飛び回るのはやっぱりキツいのではないか、
           それに加えて、この土日の葬儀では、、、

       とかなんとか言っていたようだったが、もはや定かでない。


       気が付いたときには、「 私から聞いたとは言わないでくれ 」というしめくくり。


       否。 申し訳ないけれど、内緒にはできない。 と 私。

       何故だ、それでは私の立場がない、と激昂する義母に、

           聞いたことは事実だし、聞いた以上、私は母を放ってはおけない。
           例え風呂で倒れても、それを自分から言うひとではないし、
           自分を必要とするひとが在る以上、
           どんな無理をしてでも、それに応えようとするひとであるし、
           自分が気付いてしまったことは、放ってはおけないひとであるし、、

       そう義母に話しながら、涙が噴き出て来る。
       つい3日前の葬儀での諸々の情景が、ありありと目に浮かび、
       慟哭する姉の姿に、私の姿がぴったり重なってしまう。


       即刻、義母との電話を切って、空を飛んででも母の元へ駆けつけたいのに、
       義母は、母を 「 気の強いひとぢゃけんのぅ 」 と言い、
       100歳まで生きた母の父の話まで持ち出して来る。

           どうして、母の気が強い、という話になり、
           どうして母の父の話がそこで出て来る???

       ざらりと違和感を覚えるも、早く電話を切りたいために全部聞き流す。




       這う這うの体で義母の電話を切り、やっとの想いで母へ電話をする。
       いつもと変わらぬ母の声に、私の第一声てば、


        「 私を置いて逝かんで~~ 」。      (o_ _)oポテッ


       後は言の葉にならず、大号泣する私に、母は事態が飲み込めたらしい。


        「 お義母さんに聞いたのね? ( 溜息 )
          大丈夫。
          疲れてお風呂のなかで寝込んでしまって、
          のぼせたか、貧血かになっただけだから。

          全く。( 溜息 )
          笑い話で済んだのだから、りうさんには言わないで、とお願いしたのに 」。


       私は、と言えば、えぐえぐ 嗚咽しつつ、   


        「 おかあさんは、おとうさんに癌が見つかったときも私に最初隠してた。
          病持ちの私に心配を掛けまいと、何かあっても話さないつもりでしょ。
          おかあさんの『 大丈夫 』は信用できん~~ 」。 またまた大号泣。


        「 違う違う。 もう貴女には嘘はつかない。 ほんとに大丈夫だから。

          あちらのおかあさんに、
          私だって歳を取ったし、いつも頑健そのものって訳ではない。
          だから、元気なうちに、たまにはりうさんをゆっくり里帰りさせてやらねば、
          って、想ってもらえないかな、と期待して言っただけなのだから 」。


        「 ほんと? ほんとにほんとなん?
          今、おかあさんが私を置いて逝くのなら、
          絶対ついて逝くんぢゃけんね~?
          だから、私を置いて逝ったらいけんんんん~~ 」 大号泣。 あ~ぁ。雫



       父が逝って以来、初めてこんなに わんわん泣いた、と思う。

       「 大丈夫だから、大丈夫だから 」という母の声を聴きながら、わ~~~ん(汗)。
       まるで子ども。 全然涙が止まらない。


       父を喪い、母を喪う、ということは、こういうことなんだ、と、
       張り裂けるような胸を押さえ、銅鑼が鳴っているような頭を抱えて、
       思い知らされる。


          そして、こんな想いを幼い子どもたちにさせてはならない。
          ひとの親は、親、というだけで、
          1日でも長く、元気に生き抜く義務を負い、
          そのために出来る限りの努力をするのだ、などと頭の片隅で思い。

          それでも、早くに父を亡くし、母を亡くしている方々の多いこと。

          んだから、ひとは寄り添い、支えあう、
          支えあわなきゃまっすぐなこころは到底保てない、、などと思い。

          んだから、そういったことを根こそぎ奪われる「 戦争 」なんてものは。。。!!



         「 きっと私の方が長生きするよ。
           私がりうさんを看取ると思ってるよ 」


 
       そんなことまで、母に言わせてしまい(滝汗)、私が少々落ち着いたところで、
     
         「 お義母さんは、他に何も言っておられなかった? 」 母が問う。

       そこで、母のこころに突き刺さった、
       義母が電話で母へ投げ掛けた一連の言の葉を聴かされる。


           どっか~~~~~~~~~~~~~~ん!!!!


       そうか、それで、母は怒って電話を切り、
       義母の「 気が強い 」云々な話に繋がるのか。 


                 でもでも。 あのひとには決して悪気はない。
                 まして、悪意はない、はず。 あったのなら許さない。

                 あのひとは、ただ、気付かないだけ。 無神経なだけ。

                 それでも、言っていいことと 悪いことがある。
                 他者のこころを慮らないのにも程がある。

                 暫く私は、義母と逢いたくない。
                 声もできれば、、、、聞きたくない。


                             地団駄踏むほど子どもに還り、
                             号泣し、激怒した水曜日。



ペン哀

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Last updated  2007.12.22 00:33:35
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