テーマ:★今日のハイライト★(559)
カテゴリ:驚き 桃の木 @@
昨年9月と同様のメンバーの他部署の先輩方からのお誘いを受け、 天使な先輩と 『 昼食会 』に 出掛けて来た。 今回もリーガロイヤルホテル、である。 6階の ビュッフェレストラン 『 セレーノ 』。 食事は、イタリアンのヴァイキングコース、と聴いていたので、 ヴァイキング形式であるなら( 食べるのに懸命で )、9月のような、 『 現場からの 集中砲火 』 を浴びることはないのではなかろうか、と ことを楽観視したい自分が在る。 そのくせ、やはりなんとなく、時間が迫るにつれ、 胃の縮むような緊張感を抱えながら、 天使な先輩と、リーガへ行く路線バスに乗る。 先輩と後部の二人用の座席に座って、落ち着かないまま暫く話していたら、 突然、先輩が、「 あ~~!! 」 と驚いた声を発して、前の目の前を指差す。 他部署の先輩方との会食を前に、内心びびってる私は 仰天して先輩の指の先に目を凝らす。 前の座席のカバーが、背面の手すりのすぐ上にまで、 頭部をぐるりと覆って止まっているが、 そのなかに何かが突っ込まれている。 よく観ると、ぐちゃぐちゃに丸められた菓子パンの空袋。 袋自体は透明で、色々印字してあるのだけれど、 チョココーティングしてあったパンのようで、袋は汚れており、 なんだか袋自体がねとねとしてる感じで、気持ちが悪い。 通学か通勤途中のひとだろうか? バスのなかでパンを食べ、そのまま突っ込んで行ったのか? 自分が出したゴミ位、持って降りて、自分で処分しろ! さすがに座席の上や足元に捨てるのは気が咎めたのか? んでも、こんなところに押し込んでいては、 バスの清掃をするひとだって、見逃してしまう。 降りるときになり、 「 どーする? 触りたくないよね 」と先輩と顔を見合わせながら、 んでも見つけてしまったものは、仕方がない。 このまま見なかった振りをして降りちゃうと、とても後味が悪いだろう。 えぃやっと 私が、カバーのなかから、袋を取り出す。 製造年月日をつい、確かめる。 昨年の10月。 ぎぇえええ!! 3ヶ月近くも、この袋はここにあったのだった。 処分しようにも、防災のためか、ゴミ箱がなかなか見当たらず、 ついにホテル内のトイレのなかのゴミ箱に捨てながら、 やり場のない怒りを持て余す。 食事会は、とても美味しく、楽しく、嬉しかった。 なかでも スペアリブは、私がこれまで出遭って来たなかで、 1番美味しい、と思えるお味。 正直、リーガのレストランで、 リピートしたい、と思った2軒目のお店、である。 口々に、美味しかった、楽しかった、またここでお逢いしましょう、 と笑顔いっぱいで諸先輩方とお別れし、 出かける際に、あれだけ緊張していたのが信じられないくらい、 至福感いっぱいで、天使な先輩と会社へ戻る。 バスに乗り込み、また、後部座席へ先輩と並んで座った途端、 先輩が、弾けるように爆笑する。 「 ?? 」 先輩が指差す先に観たものは。 中央左、レースの花部分。 ヽ(`Д´)ノ ひとが折角倖せな気分に浸っていたのに、台無しにされた気分である。 笑い飛ばすしかなかったが、やっぱり段々と腹が立ってくる。 バスは同じ路線を走るのであろうから、もうこれは、常習犯ではないのか? それとも、こんなことをするのが流行っているのか?( まさか! ) 誰だ! 誰だ誰だ誰だ!! こ~んな情けないことをする奴は! 若者なのか、いい歳こいた奴なのか、年配者なのか。 男性なのか、女性なのか! そして、誰でもヤりそうなことに気付き、そのことにヘコむ。 何故かこのとき、 私の頭のなかに「 子ども 」の姿は思い浮かばなかった。 今思えば、塾などで「 子ども 」だってバスに乗るのに。 こんなことはヤめようよ。 ぽい捨てより、作為が在る分、悪意を感じてヘコんぢゃうよ。 いつも乗るバスなら、自分でも見つけたことがあるんぢゃないの? そのとき、何も思わない? まだあると嬉しい? 楽しい? 今度は先輩が、カバーから空袋を引っ張り出し、 職場のゴミ箱に捨てる。 あんパンだった。 そうか、私が「 子ども 」を思い浮かべなかったのは、 この菓子パン袋の種類が原因だったのかも。 「 いまどき 」の子どもたちなら、 サンドイッチとか、ペストリーとか、ハンバーガーとか、 ちょっと豪華?なものしか食べないような固定観念がきっと私にあるのだ。 何にせよ、大人がしてる、のだったら、ほんと哀しい。 どの面下げて、『 徳育 』の是非、なんて語れるんだろう。 情けなさすぎ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[驚き 桃の木 @@] カテゴリの最新記事
|
|