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2010.07.18
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テーマ:よもやま話(655)
カテゴリ:地域のこと。






          この界隈の家々は、昔ながらのお宅が多く、
          だもんで、殆どが  大仰な  【 入母屋屋根 】である。

            だもんで、私は 入母屋屋根が大嫌いになった。 

          蓮華王院本堂のやうに壮大なる邸宅なら、入母屋屋根も大仰ではないが、
          小さな家屋に入母屋屋根だと、どうにもごしゃごしゃとバランス悪く感じるし、
          何より それが、入母屋屋根 > 切妻屋根 > 寄棟屋根 として、
          【 格が高い 】から、と   猫も杓子も  入母屋屋根であることが、

          つい 「 なんぼのもん 」 と思ってしまう私には
          どうにも 居心地が悪いのである^o^;。


          そいでもって、以前にもブログで記したが、
          この界隈では、日光を反射してぴかぴか光る、赤瓦が多い。

          雪を滑り落とすために、油土を使った『 油瓦 』と 呼ばれる瓦で、
          内部に水が染み込みにくく、冷害にも強い仕様になっているのである。

          これが豪雪地帯で鳴らす隣市であれば、
          盆地特有の気候や豪雪に強い油瓦である意味があるが、
          そこまで雪の降らぬこの地ではどうだろう(-_-)。

          「 100年持つ、と言われた 」 という義母ご自慢の赤瓦。

          この地では、瓦が赤いかどうかは、【 家の格 】に関わる大問題なのである。


          分家の義父母が 本家に仕え、本家から土地を貰い、食べるものも食べず、
          辛抱して辛抱して、川原から石を運び、山から木を切り出し、
          班のひとたちの手を借りつつ、まさに、自分たちの手で建てた家。
          夫が生まれた頃は、母屋の2階への階段もなかったという。
                        ( 縄梯子で上り下りしていた由 )


          それでも、【 見下されたくない 】 一心で、瓦には ふんだんにお金を遣い、
          赤瓦のなかでも、当時「 最高級 」 と言われるものを選んだらしい。

            「 うちは襤褸屋ぢゃけど、瓦は えぇんぢゃけん 」

          鼻高々な義母の自慢話は、既に耳タコ100匹である。



家  家  家




          この地では、殆どのお宅が、新築されるときも、
          入母屋・土壁もしくは木壁 の 昔ながらの家をお建てになる。


          だもんで、地元の建設業者を使わず、
          全国メーカーの「 ハウス 」を建てた我が家が、
          義母にとって、如何に不本意なる恥さらしであったか。

            「 せめて、屋根だけは 赤い油瓦の入母屋で 」 

          という義母の切なる願いを

            「 絶対にイヤっ! 」

          と拒否した私は、まさに いまどきの鬼嫁 であったに違いない^o^;。



家   家




          で、先日の豪雨 で 義母宅では雨漏りがした箇所があり、

          また、義母宅前の坂の上に位置するお宅から、
          上から見ていて、義母宅の母屋と納屋の屋根が交錯する箇所に、
          水溜りのやうに水が溜まり、渦が巻いていた、このままだと危険なのでは、と
          指摘された由にて、義母は 3日間程 私を巻き込んで悩みに悩み、

          とりあえず、樋の点検修理、
          ついでに 雨漏り箇所の瓦の修復工事を頼むことにしたのだったが。


          この間、義母宅の近隣では義母宅の屋根修理について喧々諤々。
          本家からは、もう長義兄が 義母宅へ帰って来る事もないのだから、
          このまま直さず、晩年は三男宅( 我が家 )へ同居し、
          義母宅は取り壊してしまった方が、後顧の憂いがなくなる、
          とか言われたようで、義母の嘆き、ヘコみようは目を覆わんばかり。しょんぼり


          屋根の点検をしていただくと、
          築60年余の瓦は、さすがに磨耗して割れやすくなっており、
          また、昔のことなので、瓦を土で留めているために、
          全体にズレての雨漏りと、納屋の屋根との接触とで、
          これはもう【 葺き替え 】時期である、との由。 ショック


          ざっと200~300万掛かるようで、
          義母のこだわりの赤瓦にすればもっと掛かる。ショック

          「 100年持つと言われたのに! ムカッ 」 という義母の嘆きと併せ、
          義母は、自分がまだ 元気である今、葺き替えをすべきか、
          でももう、この家に住むものはいないのだから、この際、取り壊しを選択するか。
          ますます大混乱、大苦悩、大困惑、である。


          必死の形相で、家自体の存続を 私に相談されても、私も困る。

          ただただ、長義兄さまに相談して 決定してくれ、
          私は長義兄さまの言われる通りにしますから、と 言うのだが、
          頼みの長義兄夫婦は、オーストラリアに旅行中(滝汗)。


            「 瓦は、発注してから焼いて貰うんぢゃけん、
              そうこうしとったら台風が来る。
              わしも いつ、どうなるかわからんし、
              帰国するまで待っとれん!! いなずま 」


          ぃゃぃゃぃゃ。 お義母さまは まだまだ お元気でいらっしゃるし、
          今すぐ、屋根が崩落する、という切迫した状況ではないのだから、
          義長兄さんを待ちましょうよぉ(滝汗)。


               こんな大事なことは、まずもって、
               跡継ぎさんである義長兄に1番に相談して欲しい~。

               義長兄の帰国まで、なんとか義母を宥め続けやう! > ぢぶん


          その分、連日、家を取り壊すか、瓦の葺き替えか、
          葺き替えるとしたら、どんな瓦にするか、業者は誰を選ぶか。

          ひいては、町内の瓦業者さんたち それぞれについてのあれこれ話。
          瓦業者さんたちのお連れ合いさんのご実家のお話まで(-_-)。

          朝から晩まで 義母のお悩み話、噂話が賽の河原の如く。


                     。。。義長兄が帰国するまで、あと1週間。
  
                                頑張れ!! > わたし。
  




ペン死

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Last updated  2010.08.02 09:36:19
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