スタートレックそこには人類の想像を絶する新しい文明、新しい生命が待ち受けているに違いない。 これは人類最初の試みとして、5年間の調査飛行に飛び立った宇宙船USSエンタープライズ号の、 驚異に満ちた物語である! (テレビシリーズTOSの冒頭シーンから) どこから話を始めたらいいかわからないくらいこのドラマシリーズの世界は広がっている。 ジーンロッデンベリー氏が発案したこのテレビシリーズは、1966年に始まった。 その彼も亡くなり、1997年遺灰を遺言により宇宙に散骨した。 その後に発表されたシリーズでも彼の名前がスタッフの中に見られるのは、 スタートレック創始者に対するオマージュである。 どうしてこのシリーズが人気を保っているのか? それは実世界ではなかなか「異文化との問題解決」を話せないからではないか? 異星人との問題解決が果たせるのならば、パレスチナとイスラエルの問題にも希望が持てる。 そのことをこのシリーズは訴えたいのではないか? 私はそう考える。 スタートレックファンがこうした議論をしないと、単にファンが「SFオタク」で終わってしまう。 これはとても残念なことだ。 また、アメリカの歴史である西部開拓時代をどこかで思い出させるのではないか? 幌馬車が宇宙船に代わっただけの話で、どこかアメリカ人に共感を呼ぶと考える。 スタートレックの大原則は「内政不干渉」である。 これは理想主義だが、アメリカがこの原則を忘れていることを考えると、あまりに皮肉ではある。 宇宙船についてはここを見てください。 スタートレック 24世紀(PMCのページから。かなりリアルな映像です!)
スタートレックは「アメリカの水戸黄門」であるともいわれる。 *最初のシリーズはTOSと呼ばれる*
宇宙船は「ワープ航法」を使うことによって、光よりも速く航行できる。 ここに出てくるエンタープライズは、惑星には降りられず、 「転送装置」を使って人を惑星に移動させることができる。 もちろん小型宇宙船(シャトル)に乗って惑星に降りる場合もある。 惑星には異星人がいる時もある。というかその場合が多い。 時には戦うこともある。 乗組員は「フェイザー」という武器を使う。 この武器は「麻痺」から「消去」まで強さを選べる。 フェイザーはエンタープライズなどの宇宙船にも搭載されている。 その他に光子魚雷も装備している。 通信機は最初は携帯型で、後のシリーズで胸に付ける形になった。 「トリコーダー」という携帯型分析機もある。 最初は「宇宙探検」と地図の製作が主な任務。もちろん異性人との戦闘もある。 最初のシリーズは5年間の航海となっている。 カークたちはこの過酷な航海を成功させたクルーということで、 シリーズ後それぞれ昇進することになる。 *シリーズはまだ続く*
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