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2006.06.27
テーマ：サッカーあれこれ(19755)
カテゴリ：スポーツ
ドイツワールドカップで惨敗した日本代表。
サッカー協会のトップ川淵三郎は即時辞任すべきだ。 新聞報道などでは川淵が次のようにコメントしたとある。 「ここで辞めるのは無責任。代表の成績が悪ければ会長が辞めるという前例はつくりたくない」 そうだろうか？思い出してほしい。長沼健の時を。 「加茂でフランスに行けなかったら辞任する」 長沼はこう発言していた。 そしてワールドカップ予選で不振に陥った代表の監督、加茂を更迭した。 ピンチの日本はソウルでの日韓戦に勝った。 幸運なことにＵＡＥがホームでウズベキスタンにまさかの引き分けを喫した。 そしてイランとの第三代表決定戦。 いわゆるジョホールバルの歓喜でフランス行きのチケットを取ることになる。 しかしその後も長沼は会長職を辞任しなかった。 いくら日本のサッカーファンがおとなしくても、これには怒った。 そして多くのファンから批判を受け長沼はやっと辞任した。 （辞任という形はなっていないという批判もある） 「代表の成績が悪ければ会長が辞めるという前例」はすでに日本にある。 しかもそれを自ら言い出したのは他でもない、サッカー協会のトップだ。 川淵はすでにそのことを忘れてしまったのか？ 当時、日本代表監督に決まりかけていたネルシーニョは、こう発言した。 「日本サッカー協会には腐ったミカンがいる」 この発言は一部報道では賑わいを見せたが、日本人はすでにこの時のことを忘れてしまったのか？ 私は個人的に川淵を知っている。 一緒にサッカーもした。向こうは覚えてないだろうが。 正直「いい人」だ。 しかし代表は結果が求められる。いつでも結果第一だ。 しかもワールドカップであればなおさらのこと。 前にも書いたが代表の試合、そしてワールドカップの場は小学校の運動会ではない。 「がんばったから」という意味不明の言葉でごまかされることでもない。 加えてジーコを代表監督にしたのは川淵ではないか？ この点でも長沼と加茂、川淵とジーコは似ている。 川淵が責任を取らずに誰が取るのか？ 名声と日本サッカーでの功績で、慣れない監督をしたジーコだけが責任を取るのか？ 何より、すでに川淵がトップにいては協会と代表が一枚岩になれない。 一度失った信頼を取り戻すために川淵の辞任は必要だ。 以上のことから、私は川淵三郎の即時辞任を求める。 関連記事 川淵さんとマスコミは悪くないとおもうよ ＞今回の惨敗で、川淵キャプテンの批判も一部で聞かれるけど、彼の今までの功績とこれからを考えれば責められないとおもう。彼がいなくなってサッカー協会が企業寄り、あるいはお役所寄りになってしまい野球のようになってしまうと4年後どころかJリーグさえ消滅しかねない。彼の強権的な手法には問題も多いし敵も多いだろうけど、むしろ日本の功労者ジーコに気持ちよく仕事をさせたことは、素直に認めるべきではないかな？ 川淵による今までの功績は私も認める。 彼なしにはＪリーグの発足はなかった。 しかし、「功績があったからこそ辞任すべき」なのではないか？ いくつかの国の歴史を見ても、改革者がその国の指導者であり続けた場合、弊害も多い。 Ｊリーグは代表がワールドカップに行くためのものだ。 それは達成された。ならば協会と代表は次のステップに進まなければならない。 その段階には代表と同じく世代交代が必要だ。 「日本の功労者ジーコに気持ちよく仕事をさせたこと」というのも疑問だ。 代表チームはジーコに気持ちよく仕事をしてもらうために存在しているわけではない。 ジーコにはサンドバックになってもらい、代表には結果を残させる。 代表監督とはそのための存在なのではないか？ さらにいう。 「ジーコに気持ちよく仕事をさせた」結果どうなったか？ 日本は結果をドイツで残すことができたのか？ 何度でも言う。代表は結果だ。 もちろん結果を残せなかったのは選手に責任がある。 ジーコが試合をしたわけではない。 試合は選手がする。 しかし「ジーコに気持ちよく仕事をさせた」ということがそんなに重要なのかどうか。 私には大きな疑問だ。 おいおい川渕さんよ！日本サッカー界へ貢献したのは知っているけど。 以下の意見に賛成。 ＞トルシエの後にジーコを選択した判断ミスと、その理由説明がなってない、から。それとワールドカップは結果論で責任を問うべき大会のはず。Ｊリーグの存在意義そのものが「ワールドカップのため」だったはずだし。あまりにも（多少は目を瞑っても）無策だったことが問われているのだ。 責任の所在は～俺とジーコと川淵と ↑私と同じテーマでこの件について述べている記事。 私と違うのは「自分の責任」を認めているところ。 これは日本人特有の潔さだ。私も見習うべきかも知れない。 しかし、古いファンならご存知かもしれないが、「横山やめろ」の活動があった。 これは、かつての五輪銅メダリスト名キーパー横山氏が日本代表の監督になった時のこと。 とにかく横山の采配は石井全日本の反動からか多くの人に理解されなかった。 ファンは横山に対してひどく怒った。 国立競技場などで横山辞任を求める横断幕が出たり、署名活動が起こった。 しかし協会はファンの声を聞こうとはしなかった。 ファンの声を聞くのは協会の役目でもある。 だがこの時でさえファンの声を聞かなかったのに今トップの人事をファンの声で変えられるのだろうか？ もちろん「当時駄目だから今も駄目」では今の意味がないけれども。 私には思い出がある。 あれはバルセロナ五輪最終予選でのこと。 場所はクアラルンプール（マレーシア）だった。 当時の協会会長藤田静夫氏（故人）は私にこう言った。 「君らは横山のことを悪く言うけれど、一度話してみるといい。いい人物だとわかるから」 確かに横山はいい人ではあった。それは彼と直接話をした私も認めよう。 だが私は他のファンと同じように「いい人物」を求めているわけではない。 「監督として国際試合で勝てる人物」を求めている。 会長の考えなどこの程度だ。 以下の発言も気になる。 「協会の会長職というのは強化の責任のみを負うものではない」 確かにそうかもしれない。 しかしこれはおかしくないか？ 「加茂でフランスに行けなかったら辞任する」 という長沼の発言と矛盾するのではないか？ 川淵キャプテンの猿芝居 以下の意見には賛成する。 ＞負けた原因がどこにあったのかを、きちんと検証して、次につながるように改革していかなければ、次回も同じような間違いを繰り返すのだ。 川淵キャプテンは今の席にとどまりたいのは分かるし、又、川淵キャプテン以上の政治家が今のＪＦＡにいるとはいえないとしてもだ。 「自信」という名の「過信」 ↑今回の記事のテーマである川淵の辞任とは直接関係ない。 だが代表の敗北に対しての分析は参考にさせていただく。 こうした意見は貴重だ。 川淵発言の波紋 ↑私と同じく川淵氏の辞任を求める記事を書いている。 以下の意見に賛成。 ＞ポスト川淵にふさわしい人はすぐには現れないだろう。しかし、今以上に改革に着手するのにふさわしいタイミングはない。たとえばＦＩＦＡ理事の小倉さんに会長になってもらって、新たな日本サッカー協会の地ならしを始めればいいではないか。 オシムジャパンとキャプテンの政治力 以下の記述が本当ならそれは恐ろしいことだ。 ＞今回W杯惨敗のキャプテン責任論が出てこないのは、Jの功績から何かしてくれるのではないかという幻のような期待とメディアへ協力的であったことから非難が出にくいからと考えられる。 まさか、オシムという名前が出たことで批判の目を逃れようなんて考えてないよな？ セルジオ越後もこう言っているぞ。 なぜ帰国の日に発言？惨敗の追及かわしか!! とりあえず川淵会長について 本を買うなら楽天で！その他アフィリエイト    バナーをクリック！小学生行方不明事件に情報をお願いします。  拉致問題の解決を願うブルーリボン運動です。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればコメントかメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2006.06.27 11:29:17
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