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りゅうちゃんミストラル

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2006.07.20
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カテゴリ:社会問題
私は人工妊娠中絶に大きな疑問をもっている。
正直のところ、「中絶は殺人」と考えている。
以前、こんな記事を書いた。

人を殺す仕事とイラク自衛隊派遣(2005年1月21日)

避妊について考えてみてください。(2005年5月26日)  

シルバーリングで純潔を守る?(2005年10月31日)

この問題は、いろいろな問題を含んでいる。
例えば以下のように。

1、胎児は「人」か?
2、中絶は女性の権利なのか?
3、人口中絶の被害者は誰か?
4、病気やレイプなどのばあいはどうか?
5、中絶は個人の問題?社会の問題?
6、どうすれば中絶は減るか?


順番に考えてみよう。

1、胎児は「人」か?

法律でその判断は分かれる。民法では胎児は人だ。
刑法では胎児は人として認定されない。
出産時、一部が露出した時点で人となる。
だから胎児を殺しても殺人罪にはならない。
堕胎罪になるとの考えがあるが、堕胎罪は事実上「ザル法」となっている。

この話は長くなるので人の始期(Wikipedia)を参照されたい。

それでも胎児は本来生まれてくるのが自然だ。
胎児を人工的に取り出すというのは私には「自然に逆らう行為」としか見えない。
しかもこうした問題は議論されにくい。
日本人特有の「内のことは外で話さない」という文化があるのかもしれない。

2、中絶は女性の権利なのか?

私は「中絶は女性の権利」ということに懐疑的だ。
何しろここで問題になるのは「生まれてくる子ども」だから。
「権利」という言葉がこれほど似合わないことがあるだろうか?

3、人口中絶の被害者は誰か?

第一の被害者は胎児。そしてその次に母親。
これが私の考え方だ。
生まれてくるはずだった胎児は誰にも文句が言えない。
その声は、誰も代弁も出来ない。
私にはそれが悲しく思える。

4、病気やレイプなどのばあいはどうか?

物事には「原則」と「例外」がある。
病気やレイプなどの場合にはその「例外」は必要とされるだろう。
もちろんこれ以外の場合でも、人にはそれぞれの理由がある。

しかし異論はある。
排卵誘発剤の使用により、減数手術が必要な場合がある。
以下のページを読んでもらいたい。

多胎・減数手術について

この件についてはまだ議論が必要。
密室で遺伝子診断や性別診断が行われる危険もある。
「胎児の選別」だ。これは多くの人に批判されるだろう。

また、胎児に障害があっても中絶しない場合は存在する。
まるで東野圭吾の小説「トキオ」の世界だ。
「障害があればなんでも中絶」ということではない。

5、中絶は個人の問題?社会の問題?

この問題を個人だけで背負うのは厳しい。
社会で考えるべき問題だ。
少なくとも人が人の命を奪う。
それを看過できるわけがない。

6、どうすれば中絶は減るか?

これは難しい問題だ。
まず、事実関係を知らないことには始まらない。
ところで日本では、人工中絶が年間30万件あるといわれている。
ところが「年間30万件」という数字は「表向きの数字」でしかない。
実は胎児が闇から闇へ葬られているということがある。

重要なことはまず避妊だろう。
避妊しないで妊娠を怖がるのは愚かなことだ。

そして、多くの人が色んな方法で訴えること。
今はネットが進んでいるのでブログで訴える事も大切。

学校で教育する事も必要。
ただ教育は効果が出るまでに時間がかかる。
しかも好奇心が旺盛な年代には教育の効果が薄い面がある。

この問題が忘れ去られないようにここに記事として残す。
今、その性交渉で後悔しないように多くの人に考えてもらいたい。
あなたは後悔しない?

当然記事としては不完全だ。
こんな記事で書ききれる問題ではない。
私には大きすぎる問題であると認めざるを得ない。
それでも問題を提起する事が大切だと考える。

機会があればまた加筆したい。



***********************
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ロー対ウェイド事件(Wikipedia)

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「生命の選別」論の矛盾

人工中絶について思うこと

性の問題の深刻化と純潔教育の必要性

選挙争点としての妊娠中絶問題



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最終更新日  2006.07.20 19:39:20
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