|
|
|
2007.04.13
テーマ：政治について(19780)
カテゴリ：ニュース
国民投票法案が衆議院で可決した。
 西日本新聞社説でもこの件について疑問の点を書いている。 与党案になお疑問あり 国民投票法案（西日本新聞社説） この法律で重要なのは、憲法改正への道が開かれたことだ。 憲法はすべての法律の根幹を成すものであって、国民にとって重要な法律だ。 戦争放棄を定めた９条も改正へのステップを上がったと言える。 私は憲法改正には危惧している。 確かに自衛隊の存在など現状が違憲状態であることは多くの人が認めている。 非武装中立が絵に描いた餅であることも私は知っている。 しかし、それ以前に民法の３００日ルールや代理母に関する法律など問題山積。 憲法改正の前にそうした問題がおろそかになっていないだろうか？ また、「女性は子を産む機械」とか言っている閣僚。 そして自分たちだけ格安の議員宿舎に入居している政治家。 そうした人たちに憲法改正案を出されて納得できるか？ 私にはムリだ。 加えてこの法案には最低投票率の規定がない。 以下のページを読めばわかるが、この法案では低投票率でも憲法改正が可能ではないか。 憲法改正国民投票法案に異議あり！（日弁連） 憲法改正国民投票法案に対する会長声明（岐阜県弁護士会） みのもんたの番組で、民主党の鳩山氏が投票ボイコットされる恐れについて語っていた。 すぐに共産党幹部（小池氏だったと思う）がボイコットも一つの方法と語っていた。 私は基本的に投票を棄権すべきだとは思わない。 だが、事情によっては投票ボイコットも「あり」だと思う。 共産党は批判されるべき点もあるが、この点に関しては共産党が正しい。 この法案に疑問点は多い。 しかし嘆いてばかりもいられない。 我々には選挙がある。 政治家達に国民の声を聞かせ、冷や汗をかかせるチャンスは残っている。 そのことだけは忘れてはなるまい。 今日は１３日の金曜日。 日本でもこの日は呪われた日だったのか。 後の世になって今日の重みが理解されるだろう。 *********************** 関連記事 国民投票法案が委員会採決か？・・・この状況を変えるには、参院選で与党過半数割れさせるしかない！ 国民投票法案 衆院特別委で可決 憲法改正国民投票法案で、最低投票率を導入しないといけない決定的理由！～比較法の見地から… 国民投票法案 衆議院本会議で可決 国民投票法案 衆議院本会議で可決 共闘という名の土俵で闘おう！ ●国民投票法案 最低投票率を決めない悪意● トップニュースの裏側で･･ 国民投票法案；枝野幸男の理事辞任は何を意味しているか もし自公与党内に「本当の」民主主義者や護憲派がいるのなら。（自公中心的な「国民投票法」に反対する声をあげ続ける。） 「国の最高法規」に対する不当な攻撃？ 国民投票法案が衆議院の委員会で成立■負けるものか！ 国民投票法をこのままの形で成立させて良いのか？ 特ダネでも最低投票率の話でてましたよ。（取上げるの遅すぎ！！） 国民投票法案；護憲派は声をあげよ
***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2007.04.13 21:00:32
[ニュース] カテゴリの最新記事
|
|
