テーマ:サッカーあれこれ(19774)
カテゴリ:スポーツ
サッカーの東アジア選手権。
日本代表は20日、開催国の中国に1-0で勝った。 日本が勝利 ホスト国の中国を1-0で下す(スポーツナビ)
ひとことで表現するなら、タフな試合だった。 岡田監督を含めて耐える90分だったに違いない。 それでも日本代表はこの試合に勝った。 これは結果が求められる代表チームにあって大いに評価できる。 日本のゴールは前半17分。 駒野が左サイドからクロス。 田代が中国GKと競り合いつぶれる。 こぼれ球を山瀬が豪快に蹴りこんだ。 この日の山瀬はゴールに向かう姿勢ができていた。 だが中国のプレスに日本は苦しむ。 楢崎は敵と1対1で左目の周りを負傷する。 それでもしっかりとボールを離さなかった楢崎のプレーは立派だ。 後半になると今度は安田がGKと1対1。 脇腹を蹴られて担架で運ばれた。 若くて元気のいいプレーを見せていた安田。 ケガが軽ければいいが。 (追記 病院で検査した安田だが、レントゲンとCTで異常なしと診断された。 安田のブログ「ニィハオ。」に書いてある) その後も日本に勝ち越しのチャンスはあった。 山瀬が2点目を取ることもできたし、田代のしいシュートもあった。 さらにはロスタイムが5分と長かった。 日本は追加点が奪えないまま1-0で試合終了。 耐えに耐えた日本の勝利だった。 いただけなかったのは鈴木啓太が後半、中国選手の挑発に乗ったこと。 彼はこのチームのキャプテン。 そして大会の開催国は中国。 いかに不条理なことがあっても相手に手を出してはいけない。 幸い(?)この場面は両者警告で済んだ。 だがもし啓太だけが退場にでもなったらどうするつもりか? 確かにおかしな判定はたくさんあった。 北朝鮮の主審は試合のコントロールができない。 そのためにラフプレーが多く見られた。 岡田も何回かそれを訴えていた。多くの日本人はそれは知っていた。 啓太、それでも相手に手を出してはいけない。 代表チームだからこそ厳しいことを言いたい。 しかも代表には啓太が必要だ。 だからこそあの場面では我慢してほしかった。 思い出すのが92年のアジアカップ準決勝中国戦。 日本はGK松永が相手選手の頭を蹴って退場となる。 当時の監督オフトは北沢に代えて控えGK前川を送り出す。 その前川のミスで失点してしまう。 絶体絶命のピンチに立たされた日本。 結局この試合はゴンゴール炸裂で辛くも勝つ。 日本は続く決勝でも前川を起用してサウジに勝ち優勝。 ひとりの愚行がチームに悪影響を及ぼす反面教師として記憶に残った。 啓太の行為は一つ間違えばあの時の悪夢再現になってしまっていた。 キャプテンマークは相手に手を出さない選手が巻くべきだ。 中国戦であれば中澤か楢崎がふさわしい。 タイムアップ直後、中澤はチームメートとハイタッチ。 その時、「よっしゃー!」という口の動きをしていた。 それでいい。 試合中は内面で熱く燃え、試合後に喜びを爆発させる。 この試合くらい中澤を頼もしく思ったことはない。 中国代表のペトロビッチ監督も彼を誉めていた。 正直、中国の攻撃に対して後手後手に回る場面はあった。 守備に穴がないわけではない。 だがやはり今の代表に中澤は欠くことのできない選手。 体が動ける限り内田や水本、安田など若い選手にその姿を見せてほしい。 次は日韓戦。 韓国は北朝鮮と引き分けたので日本と同じ勝ち点。 負傷者が多くて岡田も頭を悩ませるだろうが総力戦で戦ってほしい。 *********************** 関連記事 日本代表を応援する誇り 中国に勝利!は良いのだが 動画あり サッカー東アジア選手権中国戦「反日の笛」 サッカー日本代表東アジア選手権過酷なアウエーの肉弾戦を制した貴重な勝利 <サッカー>日本1-0中国 山瀬のゴールで勝利! 日本、中国に意地の勝利! 東アジア選手権 日本VS中国 結局最後は異様雰囲気に 【東アジア選手権】日本、1-0で中国破る 日本1-0中国<東亜選手権>
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最終更新日
2008.02.22 18:36:26
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