テーマ:サッカーあれこれ(19775)
カテゴリ:スポーツ
2010年ワールドカップ、アジア最終予選。
日本は11日、ホームでオーストラリアと対戦。 0-0で引き分けた。 日本、得点奪えず 0-0で豪州と分ける=サッカーW杯アジア最終予選 (スポーツナビ) 日本の先発は以下の通り。
交代 松井→大久保(後半12分) 田中達→岡崎(後半38分) オーストラリアは長身FWのケネディをベンチスタートさせた。 彼らにとってこの試合は「負けなければいい」と考えているからだ。 ケーヒルのワントップで、残り時間を見ながらケネディの投入。 それが彼らの戦略。 ホームの日本はよく攻めた。しかし、ゴールを割れない。 再度への突破はスピード感があり、オーストラリアを圧倒した。 しかしセンターリングしてもゴール前に詰める人数が少ない。 決定力不足はFWだけの問題ではない。 結果から書けば、日本にとってこの引き分けは「半負け」。 逆にアウェーのオーストラリアから見ると「半勝ち」。 両国の勝ち点差は2のままだ。 オーストラリアの2位以内は確実と言っていい。 日本の収穫は都築の安定感。 私は先発に川島を使ってくるかと考えていた。 だがこの日の都築は危なげないプレーぶりを見せた。 川口が戻ってきても、都築がいればある程度の計算はできる。 当たり前だがGKの先発はチームで一人。 「当たり前のことを当たり前にする」しかない。 都築はそれができていた。 回り道でも、都築は少しずつ実績を積み重ねるしかない。 逆に心配なのは、DFからの組み立て。 不用意なパスミスで攻撃のリズムを狂わせる場面が多く見られた。 長谷部など、海外組がいることから、ある程度は仕方ない。 しかしこれが抜け目ない南米のチームだったら。 情け容赦なく日本のパスミスを得点に結び付けただろう。 失点に結びつかないうちに、修正が必要だ。 この試合について。 「負けなかったからいい」「悪い結果ではない」という評価がある。 それはそれで間違いではない。 日本代表をどういった位置で見るかによる。 「とにかくワールドカップに出られればいい」という人もいる。 「世界のベスト8に入らなければ」という人もいる。 私自身は「勝ちきれなかった試合」を悔やむ。 代表は結果がまず求められる。 下らない試合をして、ファンから批判されつつ勝ち点を重ねる。 それが日本に限らず代表の姿だ。 そして国民はいつも身勝手。 結果と内容を同時に求める。 国民の身勝手さは決して悪いことじゃない。 オーストアラリアがAFCに加盟したことで、真剣勝負が増えた。 それは、日本にとっても得るものが多い。 なお、グループ1のもう一試合ウズベキスタン対バーレーン。 バーレーンが0-1で勝った。これでバーレーンは勝ち点4。 グループ2はホームの北朝鮮がサウジアラビアに1-0で勝ち。 イラン対韓国は1-1で引き分け。 これで韓国は勝ち点8でグループ首位。 勝ち点1差で北朝鮮が追う。イランも勝ち点6の混戦。 ピョンヤンで試合することを考えれば、日本は恵まれている。 まだオーストラリアのほうがましだ。 追記 2月24日号のサッカーマガジンに、この試合の予想が出ていた。 サッカーマガジン編集部を含め、7人が予想した。 大住良之が2-1で日本勝利。 後藤健生が2-0で同じく日本勝利。 荻島弘一(日刊スポーツ編集委員)だけが0-0を当てた。 考えてみれば、日豪ともに最大のライバルと対戦している。 その試合で3点入るわけがない。 もし点の取り合いになるなら、それは何らかの「事故」以外には考えられない。 ピリピリした中で、ロースコアの試合になる。 当たり前のことだ。 *********************** 関連記事 悔しすぎるドロー。 2010FIFAワールドカップ・アジア最終予選 日本VSオーストラリア 結果は残念、内容はほぼ満足 [アジア最終予選]静かな折り返し ≪W杯アジア最終予選≫対オーストラリア戦 無得点ドロー オーストラリアに引き分け? 南アフリカワールドカップ・アジア最終予選「日本代表 vs オーストラリア代表」 豪州に雪辱ならず W杯予選 バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.02.12 18:17:59
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