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2009.12.23
テーマ：ニュース(99429)
カテゴリ：ニュース
鳩山政権が探していた、核兵器持込みの密約が見つかった。
しかも佐藤栄作元首相の遺族が持っていた。 核持ち込み密約：沖縄持ち込みを認める文書、佐藤元首相宅に 日米首脳の署名（毎日新聞）    この文書は６９年１１月にワシントンで作られた。 ニクソン米大統領（当時）と佐藤元首相の署名がある。 緊急事態の際、アメリカは沖縄に核兵器を持ち込める。 それがこの文書の内容。 朝日は今日、２３日の社説でこの件を書いている。 沖縄核密約―署名文書発見の衝撃（朝日新聞） 「密約が現在もなお法的な効力を持つものなのか」という点。 これについては日米両国が「効力なし」と認め合うことが必要だ。 文書が作成された当時はベトナム戦争の最中。 今とは大きく国際情勢が違う。 まさかとは思うが、日米両国首脳が交わした文書なだけに看過できない。 非核三原則から言っても、この文書は意味を持つ。 文書が見つかった以上は、作成の経緯について明らかにすべき。 特に、今まで「文書はない」と言い張っていた外務省。 分かる限りの経緯を国民にすべて公表せよ。 政治家は国民に対して時に嘘をつく。 首相であってもそれは変わらない。 地位が高くなればその嘘は規模が大きくなる。 しかも佐藤は非核三原則でノーベル平和賞を日本人で初めて受賞した。 今回の密約は国際社会も裏切ったことにならないだろうか？ この密約問題について、ある人はこう言う。 「相手がいるから仕方ない」 「今さら密約があったと騒いで何になる」 「外交に密約はつきもの」 だが日本は被爆国。 長崎や広島に落とされた原爆を忘れることはできない。 その日本に原爆を落とした国が核兵器を持ち込む。 時の首相がその持ち込みを認めていた。 日本国民よ、注意したほうがいい。 政治家は時に嘘をつく。 今回の密約はそれを証明した。 追記 ２４日の読売社説もこの件について書いている。 「佐藤」核密約 東西冷戦下の苦渋の選択だ（12月24日付・読売社説） 「沖縄返還を確実にするための苦渋の選択」とのこと。 今の鳩山内閣には批判的な読売。 その割りにはこの件で物分りがいい。 一方、「密約の存在を認め、問題にけじめをつけるべきだ」という意見。 これには私も賛成する。 *********************** 関連記事 沖縄密約 文書を故佐藤元総理の遺族が保管 沖縄核密約文書、佐藤栄作元首相の遺族が保管 遂に発見！核密約文書を佐藤元首相の遺族が保管 ノーベルイカサマ平和賞 佐藤栄作の遺族は早く故人のノーベル平和賞を返上しろよ *********************** ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。 バナーにクリック願います。  ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2009.12.24 09:40:20
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