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8月に行われた衆議院選挙。
大阪9区と高知3区では1票の格差が2倍を超える。 大阪高裁は今日、この状態が違憲だという判決を出した。 1票の格差:2倍「違憲」 8月衆院選、初判断 無効は認めず--大阪高裁(毎日新聞) 毎日が報じたこの判決の骨子は以下のとおり。 1 有権者数の最大格差は、投票当日現在、2.304倍だった。 2 1人別枠方式は、合理性と実効性があったが、現時点では憲法の趣旨に反する。 3 2倍に達する格差は、客観的にも著しい不平等と評価される。 4 2倍を超える格差があったことは歴然としており、選挙は違法との評価を免れない。 (太字部分は毎日新聞からの引用) この大阪高裁判決要旨は以下のページで読める。 1票の格差・大阪高裁判決要旨(読売新聞) この判決は違憲と認めたが、選挙自体を無効とはしなかった。 それは、選挙の無効でマイナス面が大きいと高裁が判断したため。 この問題を考える上で重要なポイント。 それは「1人別枠方式」。 衆院選挙での小選挙区は300ある。 日本には47の都道府県があるが、最低一人の枠を設ける。 そして残りを人口で振り分け。 だがこの方式では2倍の格差は解消できなかった。 複数の都道府県で定員を考える必要があるのかもしれない。 このままでは選挙無効の判決が出るのは時間の問題。 国会はどう対応するのだろう。注目したい。 ※この件についてはいろんな意見があるに違いない。 私も他のブログなどでいろいろな意見を読みたいと思う。 *********************** 関連記事 衆議院選挙・一票の格差2倍で違憲判決。 「比例区の180議席を大幅に減らす」という案はありうる。 問題はそのバランスだ。 *********************** ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。 バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.12.28 20:22:11
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