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さて、この変な奴であるが、私から見ると本当に
劣等感の塊みたいな奴なのである。 私が「君は恋愛をした事があるのか?」と問うと 「あるよ、馬鹿にするなよ、何ぼ持てないと言っても 俺に惚れる奴がいるのだぜ」と私を睨みながら言うのである。 私は「物好きも居るのだな、その人はボランティアで 君に惚れたように見せたのではないか?」と 馬鹿にしたように言うと、彼は「お前ね、人に対して、 そんな言い方は無いだろう」と拳を握り、 顔を真っ赤にして言い返してきたのである。 「悪かった、ちょっと言い過ぎかな、悪気は無かったのだよ」と 私が言うと、「お前だって自分を見た事があるのか、 そんな顔をしている奴に、俺は言われたくないよ、 自分の事を分かって言っているなら許してやるが、 分からないで言うのは失礼だぜ」と反発して来たのである。 確かに私も彼と変わらないようだとは思っている。 だが人は誰かに優越感を持たなければ、自分が惨めに 感じるものだと私は思っていたので、彼にそのような事を 言って優越感を感じていたのである。 私は元来、口が悪い方なのである。 それは人見知りが激しい方なので、自分の気持ちを相手に 上手く表現できない為に、わざと口が悪いように話す傾向が あるのである。 話は逸れてしまったが、彼とは女性に関する話も良くする。 私が「君の好みの女性は?」と質問すると、 「そうだな、俺は第一に気持ちだな、第二に容貌かな」と答えて 「そう言えば、お前の別れた奥さん、二人とも、 まあまあ美人だったな」と言い出したのである。 私は「お前ね、俺が質問しているのに、俺の過去などを 穿り返さなくていいのだよ」と言うと、 彼は「だけど美女と野獣だったよな、 俺からすると、彼女達が何故、こんな奴に くっ付いたのか思ったよ」と薄笑いを浮かべて言うのである。 私は悔しくて「お前、自分で、もてないものだから、 そんな事を言うのだろう、持てない奴の僻みだな」と やり返すのである。 そうすると、私達二人のバトルが始まるのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.04.14 09:39:34
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