矢口竜二のブログ

今、安保関連に関して、私達の若い頃に似て来た。
政治家はアメリカを意識して、一国の首相が海外で
日本で言う前に約束して来て、それは日本の国民に説明も無く、
理解もさせないで政府主導で実行しようとしている。

国会では本来の国民に説明すべき内容から
懸け離れた部分が多く討論され、
学者が「憲法に違反している」発言が出ても
強行に実行を行う事を考えている政府。

同時に憲法違反発言学者が出て来て、混乱したら
違反では無い学者が出て来て、猿芝居をやっているのが、
日本の政治のような光景が見られる。

本当に、この連中は日本の政治を考えているのかと思えてならない。
安保関連に関して、国民が理解しているかと言えば
殆どの国民は理解していないし、理解させようとする政府の遣り方も
タダのパホーマンスにしか見えないのである。

何時もの如く、パホーマンスを行って最終的に政治家の言い分だけで
法案を成立させて、問題が起きても責任逃れするだけであろう。

今回の安保関連によって、国民の殆どは理解していないし
理解出来るものでは無いような気がする。
そこには政治家の思惑だけが先行しているだけであろう。

私は不思議なのは与党の政治家から、
反対の声が聞こえない事である。
どう考えても今の法案を通せば、
日本は戦闘に巻き込まれる可能性が
大きい事は誰でもが分かる。

それは日本の将来を担う子供達に影響する事であり
自分たちの子供や孫の代までも、
その様な影響力が及ぶのである。

これはマスコミにも責任があり、政府や官僚の伝達役の状態の
マスコミ機能では何の役にも立たない。
多くの方はマスコミから情報を得るのであるから、
マスコミの存在が大切なはずが、今のマスコミは政府の宣伝役であり
マスコミの役を成していない。

そうなると国民が声を上げるしかないのである。
私達の若い頃の安保闘争で学生運動が激しくなり
最終的には政府に弾圧されたが、それなりの国民としての
声を上げていたと思う。

今は情報化時代になり、色んな情報がマスコミを
通さなくても入る時代になっているが、
そこから国民の声を上げる事が出来るが
国民も政治不信が続き、国民の声が弱いのは
国民にも責任の一端がある。

これから選挙権が１８歳になるのに、国民の今の考え方では
本来の政治とは何かを教えて行かないで、悪影響だけが
残る社会になってしまうと危惧する。