矢口竜二のブログ

最近は選挙が近くなると、重要な案件は先送りに成り
その場凌ぎの政策が出だすのが、政治家たちの遣り方である。

特に政府は選挙絡みの、国民受けする政策を出すが
その政策は、選挙絡みである事を国民も知りながら
政治家を信じるのであろう。

こう考えると、政治家は選挙を考えて、国民受けしない
政策案件は先送りを行う連中なのであろう。

確かに数で政治が行われているのであるから、
選挙で勝たなければならない事は分かるが、
国民側からすれば重要な事柄は、先送りしているのが政治家であり、
その重要な事は国民からすれば自分たちの
生活が掛かっている事が多い。

高齢者の福祉関係の充実は行わないで、今回は若者に対しての
政策を考えているし、非雇用者対策も先送りしていたり
貧困格差が広がる中で、上辺だけの政策案を出したり、
今話題になっているパナマ関連は、富裕層が税金逃れで
行っている状況であり、その税金があれば予算も
福祉や貧困層に回せるのに、それに対する対応はしない。

逆に言えば、政治家達も行っているのではと思われる感じがする。
日本は借金大国であり、国民一人が負担するべき借金は
年々膨らみ、資金が無いからと言って、福祉や貧困の予算は削り
企業に対しては減税を行うのが政治家連中である。

今の日本で経済を安定させて、借金を減らす事は難しいと
分かって居ながら、自分たちの身を切る政策は先送り
口先だけで経済をと叫んでも、虚しさしか残らない様に
思えてならない。

確かに政治家は口で仕事をしているのであるが、
言った事を実行すれば国民も納得するであろうが
それが出来ていない為に、国民も政治家を信頼していない。

選挙が終わると国会で、自分たちの思惑と経済界の思惑を
先行させて政策を作り、国民目線での政策は後回しであり
後は選挙の事しか考えていないのであろう。

政治家ほど自己保身の固まりであり、民意等は選挙の時に
それらしい事は言うが、実際は当選すれば後は自分たちの
事でも有利な事は実行するが、不利な憲法違反である事は
後回しで、やった振りだけしているのが政治家であろう。

それで資金がありませんから、弱者は泣いて下さい。
同時に弱者から資金を集め、自分たちの身を切る事は
一切しないで居る。

今や日本は借金大国であり、貧困格差が広がり、
将来的にも発展が見込めない国に成って来ている。

それでも、経済はと言って国民を欺くのが政治家であろう。