矢口竜二のブログ

今回の都知事選挙の、有力候補の政策を聞いてみると
何かが、ズレタ政策であり、本質から外れた事を言っている様に
思えてならない。

待機児童やお金の問題等を政策的に言っているが
それは当たり前の事であり、しっかりとやるべき事であり
もっと違う部分があるように思えるのであるが、
それが出て来ないので、インパクトが無い政策案にしか
聞こえて来ないのである。

今は東京都が抱えている問題は多く、また高齢化と少子化等
福祉は必ずと言ってよいくらい、多くの問題を抱えている。

それを具体的に、どの様にして行くかが見えないのである。
ただ、単純にマスコミが騒いでいるから、政策として言っているが
それでは本質的な政策は、選挙民には伝わらないであろう。

問題が起きた事を、取り上げるのは当たり前であり、
それは誰でもが分かるが、どの様に変えて行くかが見えない。
ましてや支持政党が出したお触れを知ると、時代錯誤も
甚だしい連中が都政を行っているのである

こんな連中が権力と言う事にしがみ付き、政治と言う事を
忘れている事が問題である。
これこそ、今の日本の、地方政治の遣り方であり、政治では無く
権力争いであり、日本の首都であるのだから、呆れてしまう。

それで私達は政治を行っていますが聞いて呆れる。
日本の首都でさえ、この様な状況であるから地方では
封建的な政治であり、権力闘争が激しいであろう。

ただ、日本の首都であるべき東京は、それなりの人も多く
政治を正しく行うべきが、あのようなお触れや、
本来の問題点には触れない政策では、権力争いの選挙であり
中身の無い物に成りかねない。

現状の選挙での政策では、選挙に行く人達も判断がつかない
人気投票に成りかねない。

これが日本の選挙なのであろう。
国政も同じであるが、もっと問題なのは選挙民に一番近いはずの
地方選挙が、この様な状況では日本の国民の政治に対する
考え方が貧しいのであろう。

東京はお金の問題で、中途で知事が２回も変わり
それも考えて候補者の選択を行い、なお且つ諸問題を
どの様に解決するか、具体的な方策を示すべきが
それも出来ていない候補者が多い。

東京や日本はオリンピックと浮かれている状況では無く
今や高齢化や貧困化が激しい状況下をどうするかも
政策に入れ、具体的な方法を示すべきである。

どうも、日本は選挙に対しては、政治意識が薄い国民性なので
人気投票的な選挙であり、これが途上国に成ると貧困層が
政治的な問題で、お金の問題を政治家が起こしたら
容赦なく叩くし、騒ぎに成るが、日本は政治意識が薄いので
同じ事を繰り返すのであろう、政治家も国民も・・・