テーマ:花と自然を楽しもう(15238)
カテゴリ:散歩・草花記
【2015年7月21日(火)】
今日も晴れて暑い一日でした。新聞によると関西では昨日「梅雨が明けたと思われる。」発表があったようです。私の梅雨明け宣言は少し早かったようです。 一時よりはだいぶましにはなったのですいが、先週木曜日くらいから、右上腹部が少し痛く感じます。日に日に軽減しているような感じですので様子をみています。 散歩には支障がないので、今日は白鵬が負けたのを観てから、午後6時くらいから一人でご近所散歩にでかけました。汗はかきましたが、風が少しあってわりと楽でした。100歩ウォーク、100歩ジョグの繰り返しで5100歩でした。 写真は「撮り溜めして紹介しきれなかった春の花シリーズ」です。 今日は、「ニセアカシア」@ご近所散歩(撮影5月3日)です。 例によって「みんなの花図鑑」サイトに写真を投稿して、名前を教えていただきました。 北米原産のマメ科ハリエンジュ属の落葉高木。和名はハリエンジュ(針槐)。日本には1873年に渡来しました。花期は5~6月頃。 この花についてネットで調べてみたら、色々面白いことが。 まず、何故「ニセ」なのか。 明治期に日本に輸入された当初は、この「ニセアカシア」を「アカシア」と呼んでいたようです。後に本来の「アカシア」の仲間が日本に輸入されるようになり、区別するために「ニセアカシア」と呼ぶようになったとのこと。 しかし、今でも混同されることが多いようです。本来の「アカシア」の花は放射相称の形状で黄色く、「ニセアカシア」の白い蝶形花とは全く異なります。 さらに、西田佐知子のヒット曲「アカシアの雨がやむとき」に歌われる「アカシア」や、北原白秋の「この道」に歌われる「あかしやの花」、石原裕次郎のヒット曲「赤いハンカチ」に歌われる「アカシアの花」、札幌のアカシア並木、「アカシア蜂蜜」として売られているものは、この「ニセアカシア」のようです。 「アカシアの雨がやむとき」の歌詞をみてみましたが、「白い花」とかの表現はないので、何故歌の中の「アカシア」が「ニセアカシア」と分かるのかはクエスチョンマークです。 さらに、ちょっと怖い話も。 日本やヨーロッパの自然環境に定着した「ニセアカシア」は、外来種として多くの問題を発生させているようです。「ニセアカシア」が侵入したことで、今までのマツ林やヤナギ林が減少し、景観構造を大きく変えてしまっているとのこと。 日本生態学会は本種を日本の侵略的外来種ワースト100の一つに選定しています。各地の河川敷などに猛烈な勢いで野生化しているとのこと。一方で、蜂蜜の多くが、「ニセアカシア」の花を「みつ源」としていることもあり、全国の養蜂業者による「日本養蜂はちみつ協会」は「アカシアを守る会」を結成しリスト指定に反対しているようです。 「アカシアの雨がやむとき」の歌、そしてきれいに咲く白い花からは想像もできません。 よろしかったらぽちっとお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021/01/04 02:17:15 PM
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