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2015/08/28
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テーマ:癌(3513)
カテゴリ:癌治療情報
 朝日新聞 2015年2月20日の記事


 使える薬が、ない。38歳で消化器がんの「GIST」になった千葉県銚子市のYSさんは、新薬を承認するために実施される「治験」に希望をつないだ。しかし、参加中に病状は進んだ。

 2009年11月、参加を中断。千葉県柏市の国立がんセンター東病院(当時)を翌月に退院した。

 「できる限りの治療を続けたい」。YSさんは、主治医の消化管内科医、土井俊彦さん(51)に伝えた。まずは、過去に使った薬を再び試す。それで効果がなければ、国内で未承認の薬を海外から買う「個人輸入」で、治療をする。そんな道筋を描いていた。

 土井さんは、個人輸入で副作用が出たときの備えを考えた。治療をすべてやめた後の「緩和ケア」も想定した。YSさんの地元で病院を探し、紹介状を書いた。

 10年、YSさんは過去に使った薬を再び飲んだ。だが、がんは進行した。いよいよ個人輸入が選択肢になった。

 国内で未承認の薬は、旧薬事法で販売が禁じられている。患者は、自分に使う場合に限り、海外の製造販売元から購入できる。安全性や有効性が確認されていなかったり、偽造品を買わされたり。様々なリスクを負うことにもなる。

 「それでも個人輸入を望む患者には、できる限りの情報を伝え、リスクを減らしたい」と土井さん。海外でのGISTの臨床試験の情報も踏まえ、ほかのがんで承認され、副作用がある程度分かっていた薬、東病院で治験の経験があった薬の2種類の使用を助言した。

 個人輸入の場合、公的医療保険は使えない。薬代などにかかる実費は月約60万円。加入する生命保険を生前に請求する特約を使わなければ、支払いが難しかった。

 「生命保険は、子どもたちの学費にあてたい」。ためらうYSさんの背中を、妻KSさん(47)が押した。「使いなよ。後の生活は心配いらないから」。治療の継続を重視して、ここまでやってきた。薬が手に入るなら、あきらめない。それが生きる希望だった。

 輸入代行会社のサイトを開き、手続きをした。2週間後、最初の薬が、小包で届いた。60万円――。その重みを感じながら、治療への覚悟を新たにした。


写真:患者会の仲間と歩くYSさん(左)。この後、個人輸入の薬を使い始めた=2010年4月、茨城県つくば市。





(患者さんとご家族のお名前はイニシャル表記に変更させていただき、写真もタイトルだけにとどめました。)


 私は後腹膜悪性腫瘍・脂肪肉腫の抗がん剤治療、粒子線治療を終えて経過観察中ですが、二つの大きなリスクがありす。再発と副作用による腎不全。

 後者については、すでに片方しか腎臓がないので、悪化すれば透析をします。

 前者が起こった場合、どうするかです。粒子線治療をしているので切除手術がむつかしいとなれば、抗がん剤治療となりますが、延命でしかありません。腎臓が粒子線治療の副作用で弱っている可能性があるので、さらに傷める可能性もあります。

 60歳にもなりました。YSさんのような選択はせず「緩和ケア」を選択するのではないかと思います。その場になってみないと分かりませんが。ただ、セカンドオピニオンも含め、自分でも色々調べたうえで、結論を出したいと思っています。


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最終更新日  2018/09/20 06:16:00 AM
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