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2015/09/02
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テーマ:癌(3513)
カテゴリ:癌治療情報
 朝日新聞「患者を生きる」2015年3月5日の記事に私の感想・意見・コメントなどを書き添えさせていただきます。

 抗がん剤治療を受けていた保育士の女性(39)が新たに期待をかけたのは、「クリゾチニブ」と呼ばれる薬だった。「EML4―ALK融合遺伝子」の変異が原因で起こる肺がんに効果が期待される新しい分子標的薬だ。

 クリゾチニブは、東京大医学部の間野博行(まのひろゆき)教授が肺がんの原因となる融合遺伝子を発見したことで誕生した。自治医科大教授だった2007年に論文発表され、この遺伝子変異によって活性化された部分をターゲットにした薬の開発が進んだ。11年8月に米国で、12年3月に日本で承認された。

 女性がクリゾチニブを知った11年夏は、日本では「治験」の段階だった。治験とは、動物実験で安全性や有効性が検討された後、法律上の承認を得るために実施される臨床試験のことだ。

 治験を実施していたがん研有明病院(東京都江東区)で女性が検査を受けると、融合遺伝子が陽性を示した。女性は治験に参加できることになった。治験では、薬の有効性を厳密に確かめるため、効果のない偽薬(プラセボ)を本人や医師に分からないようにして割り当てることもあるが、このときは偽薬を使わない方式だった。

 この治験の目的の一つは、新しい薬で患者を治療することだ。同時に、薬が効くか、どんな副作用があるかの科学的データを集める目的もある。このため、参加するには細かな病状の条件にあわなければならない。募集期間や定員なども厳しく決められている。

 がん研有明病院呼吸器内科の西尾誠人(にしおまこと)部長は「治験では、条件にマッチした患者でも、期間や人数が厳格に決まっていて、一日違いで受けられる人もいるし、受けられない人もいます」と話す。

 そしてこう付け加える。「治験を受けるということは、副作用などのリスクなどを受け入れることでもあります。また、すべての薬剤が劇的な効果があるわけではないので、治験を受けられたことが運がいい、受けられなかったら運がよくないとは言い切れません」

 治験が始まった。最初は2週間入院し、その後は自宅療養で朝晩、白い錠剤を三つずつ飲んだ。左右の肺に囲まれた縦隔(じゅうかく)と呼ばれる部分にあった腫瘍(しゅよう)は、小さくなっていった。



写真:入院中に長女からもらった手紙。「ままだいすき」などと書かれている

3.jpg


 ここには「プラセボ(偽薬)」のことが書かれていますね。今回の場合、それがプログラムにないことが決心を後押ししたものと思います。米国では承認されたということも後押しになったのでしょうね。

 以前の投稿で、セカンドオピニオンで「対象の治験があれば受ける気持ちはありますか」と聞かれたことがありますが、よく考えると、私は片方しか腎臓がないので、治験対象として認められないのではないかと思います。


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最終更新日  2018/09/20 06:13:20 AM
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