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2015/10/05
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テーマ:癌(3513)
カテゴリ:癌治療情報
朝日新聞「患者を生きる」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。

≪2015年3月27日≫

 後腹膜平滑筋肉腫が再発した静岡市の女性(54)は、2008年9月末から、国立がん研究センター中央病院(東京都中央区)で、新薬の治験を受けることになった。「この治験で、効果がなければ後がない」。そんな思いで臨んだ。

 薬は血管新生阻害剤と呼ばれる種類の分子標的薬。1カ月入院し、毎日1錠、薬を飲んだ。

 その間、肺に転移していた1センチほどの腫瘍(しゅよう)は大きくならず、副作用もほとんどなかった。担当した呼吸器内科の軒原浩医師は「続けましょう」と女性に言った。それまでと同じ、最低の用量での治験継続が決まった。

 退院し、自宅から東京まで通いながら治験を受けた。3週間に一度、午前9時前の新幹線に乗り、血液検査などを受け、薬を受け取るとすぐに静岡に戻った。それ以外は、ほとんど自宅にこもった。

 再発を機にピアノ講師の仕事を辞めたが、本当は続けたかった。「生徒たちにきちんと説明もできなかった」「どうしてこんな病気になってしまったんだろう」。気分は落ち込んだ。女性の様子を心配した夫(54)に、「せっかく東京に行くんだから、とんぼ返りしないで遊んできたらどう?」と言われ、はっとした。

 09年になって、新幹線の車窓から桜を眺めながら思った。「病気になったけど、チャンスをもらって、こうやって生きている。もっと楽しもう」

 軒原さんの「薬を長く飲むことができて、調子良いですね」という言葉に力づけられ、スタッフの優しさにも気がつくようになった。診察を受ける日には、都内で買い物や歌舞伎鑑賞を楽しむようになった。そんな日々は約3年半続いた。

 薬の治験は、安全性を見る1相から、肺がんに対する効果を見る2相へと進んだが、製薬会社は12年5月、開発の中断を決め、治験も終了になった。女性も薬を使うことはできなくなった。

 軒原さんは、「女性にはよく効いていたようだが、治験を受けた人全体でみたときに、治療の効果と副作用のバランスが悪かったということでしょう」と話す。女性の支えになっていた薬は「幻」となった。


写真:治験は中止になったが、現在は別の薬を服用している
4.jpg


 治験で自分には効果があったが、全体では効果がなく、中止になることもあるのですね。そういう不安と向きあう覚悟も必要だということですね。

 この記事分から、粒子線治療入院時、リアルタイムで投稿しだしました。

 そのときの投稿は下記です。あまりコメントは書いていませんが。

http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/201503280004/


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http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=16





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最終更新日  2016/09/24 09:52:11 PM
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