テーマ:癌(3513)
カテゴリ:癌治療情報
朝日新聞「患者を生きる」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。
≪2015年4月4日≫ 連載には、自分に合った治療にうまく出会えた体験の一方で、現状の治療法について疑問を抱く意見も寄せられました。「読者編」の最後は、そうした声を紹介します。 ●必要な治療だったのか 80歳だった父は、小腸に腫瘍(しゅよう)が見つかり、医師に「GIST(ジスト)かもしれない。とりあえず開腹手術をしましょう」と言われ、よく考える時間もないまま手術に応じました。手術後4カ月目に容体が急変し、昨年7月に亡くなりました。 高齢の父は、開腹手術を受けたことで体力を消耗してしまいました。それまでは、趣味の登山やゴルフを楽しみ、普通に食事をすることもできました。しかし、手術後にあっという間に亡くなってしまいました。 手術をしていなければ、もう少し人生を楽しめたのではないか。必要な治療がある一方、必要のない治療もあるのではないかと感じています。 (宮城県 50歳 女性) ●社会復帰早めるリハビリを 脳梗塞(こうそく)で左半身にまひが残った男性の記事「まひが残って」編を読みました。以前に私が診察をしたことがある方で、その後の経過が気になっていました。 BMI療法、HANDS療法を受け、復職されたとのことですが、疑問も感じました。それは、脳梗塞の病変の状態から考えて、3年近い職場復帰までの期間はとても長いという点です。 左手のまひは残っており、その改善にこだわらなければ、もっと早く復帰ができたのではないかと思うのです。 たとえば脳出血で右半身まひになった56歳の男性の場合、右手で字を書けるようになるのは困難と予測し、左手で書く訓練を1日2時間続けてもらったところ、86日目に職場復帰できた例があります。早く社会復帰できれば、本人の社会的損失も少なくて済みます。 手のまひの治療法はいろいろ提案されていますが、本当に有効なものはないと私個人は考えています。リハビリにおいては、回復の予測を立てた上で、早期の社会復帰を促すことが大切だと思います。 (福岡県 男性 76歳) 写真:リハビリ用の装具。電気刺激を加え、手のまひの改善をめざす=「まひが残って」編から 前半の方、そのとおりだと思います。特に高齢の場合、手術にしても、抗がん剤にしても、体力を弱めます。 何もしないほうが長生きするし、苦痛も少ないということも多いと思います。医者はとにかく、まず手術といいます。私は片方しか腎臓がありませんが、抗がん剤治療の後、透析をして残っている腎臓ごと取りましょうと言われました。 セカンドオピニオンで、粒子線治療を知り、腎臓を温存した治療を行うことができました。緊急でなければ、まずは医者から言われたことに対して、「じゃぁお願いします。」ではなく、いったん保留して、よく考え、セカンドオピニオンなども含め、色んな意見を聞くことが重要だと思います。 よろしかったらぽちっとお願いします。 にほんブログ村 ____________________________________________________________________ 【関連カテゴリー記事一覧】 ◆がん治療情報 http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=16 ◆抗がん剤治療日記 http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=10 ◆抗がん剤治療振り返り http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=11 ◆粒子線治療日記 http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=1 ◆粒子線治療振り返り http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=23 ◆粒子線治療後経過観察 http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=24 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016/09/26 07:34:18 AM
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