テーマ:癌(3513)
カテゴリ:癌治療情報
朝日新聞「患者を生きる」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。
≪2015年6月13日の記事≫ タレントの大橋巨泉さん(81)は大学生のとき、母親を子宮がんで失った。「お袋が自分の命と引き換えに教えてくれたこと」。健康の大切さについて、そう語る。 手術で体を切るのを怖がったり、病院へ行くのを面倒臭がったりしない。積極的に治療を受けて、長生きをする――。巨泉さんはそれを、亡き母への「誓い」として胸に刻んできた。 4月上旬、国立がん研究センター中央病院で受けた検査で、今度は肺に直径2センチ余りの腫瘍(しゅよう)が見つかった。中咽頭(いんとう)がんから転移したものだった。このときも、複数の医師の意見を聞いた上で、きっぱりと言った。 「手術で取っていただけるのなら、お願いします」 5月14日、長女でジャズボーカリストの大橋美加(おおはしみか)さん(55)の音楽イベントが、東京都内で開かれた。ゲスト出演した巨泉さんは、300人余りの観客を前に、ジャズの魅力について語った。 「オレ、咽頭がんやっても、しゃべりは止まんないからね」。巨泉さんがいたずらっぽく美加さんに話しかけると、客席がドッと沸いた。実はこの日は、肺の手術のため入院をする3日前だった。 腫瘍とともに右肺の下葉を切除する手術は5月18日、約2時間40分かけて行われた。経過は順調で、5月22日に退院できた。 6月4日には、80歳で4月に亡くなった俳優でタレントの愛川欽也さんを偲(しの)ぶ会に参列。弔辞の中で「僕が絶対、キンキンより先に逝くと思っていた」と素直な気持ちを語った。 巨泉さんの肺の手術をした呼吸器外科の渡辺俊一(わたなべしゅんいち)科長(50)は「半年ほどは、運動の際に息切れを感じるかもしれない。でも、巨泉さんは平均的な80代に比べて肺の機能が1割ほど高い。禁煙を長く続けたおかげです」と話す。 胃、扁桃(へんとう)、縦隔(じゅうかく)、そして肺。「4度目のがん」でも、積極的に治療に臨む巨泉さんの決意は揺らがなかった。 「昔はがんは不治の病と言われたけれど、医療の技術はどんどん進歩している。日本人の2人に1人ががんになる時代ですが、皆さんもぜひ、怖がらずに闘っていただきたいと思います」 長女でジャズボーカリストの美加さんの音楽イベントに登場。手術で入院する3日前だった=5月14日、東京都内 >「昔はがんは不治の病と言われたけれど、医療の技術はどんどん進歩している。 >日本人の2人に1人ががんになる時代ですが、皆さんもぜひ、怖がらずに闘っていただきたいと思います」 本当にその通りだと思います。 私はすでに後腹膜悪性腫瘍にかかりましたが、腎盂がんで片方の腎臓を切除していたため、片方の腎臓しかありませんでした。抗がん剤治療で腫瘍がある程度小さくなった後、透析をしたうえで、腫瘍を残った腎臓ごと切除する治療を主治医から勧められました。 しかし、粒子線治療の紹介を受け、その治療を受けました。腎臓を温存することができ、透析をすることもなく、経過観察で今のところ順調です。 粒子線治療というアイデアはセカンドオピニオンで巡りあったものです。医者任せにせず、自分自身でもアンテナを拡げる努力をしないと、医療の進歩の恩恵に預かれないこともあるので、患者自身も努力をすることが必要です。 よろしかったらぽちっとお願いします。 にほんブログ村 ___________________________________________________________________ 【関連カテゴリー記事一覧】 ◆がん治療情報 http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=16 ◆がん治療日記 http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=10 ◆がん治療振り返り http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=11 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/12/08 09:20:36 AM
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