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2015/12/05
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テーマ:癌(3513)
カテゴリ:癌治療情報
朝日新聞「患者を生きる」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。

≪2015年7月14日の記事≫ 


 東京都内に住むグラフィックデザイナーのTHさん(33)の左肩には、大きなほくろがあった。

 「形が変で気持ち悪いから、取ってもらいなよ」。薄着をする時期になると、夫(43)からたびたび言われた。

 ほくろは20歳を過ぎたころからあったと思う。でも、鏡越しでないと見えないし、痛くもかゆくもない。それほど気にしていなかった。直径約1センチ。輪郭はいびつで、アメーバのようだった。

 2012年4月、軽い気持ちで自宅近くの皮膚科を受診した。

 医師はほくろを見ると「メラノーマ(悪性黒色腫)かもしれません」と言って、総合病院への紹介状を書いてくれた。

 数日後、近くの総合病院の皮膚科を受診した。医師が何人も入れ替わりやって来た。ほくろを見るたびに「あぁ」とか「わー」と漏らすのが気になった。

 「おそらく、メラノーマだと思います。切除はできますが、体の別の部位から皮膚を移植する可能性があります」と告げられた。

 「皮膚を移植するために、余計な傷をつくるなんて……」。メラノーマという耳慣れない言葉より、皮膚移植が気がかりだった。

 病院を出ると、すぐに実家の母(60)に電話した。

 「ほかの病院で診てもらわなくていいの?」。母から言われてハッとした。ほくろを見るなり声を出し、珍しそうに診察する医師の態度に違和感があった。

 総合病院に行った2日後、メラノーマに詳しい病院としてネットに出ていた中央区の石原診療所(現・かちどき皮膚科クリニック)を訪れた。

 診察したのは野呂佐知子(のろさちこ)医師。国立がん研究センター中央病院(東京都中央区)に勤務したことがある。ひと目見てメラノーマだと確信した。不安で涙を浮かべるTHさんに、ゆっくり話した。「メラノーマの治療は適切に取ることが大切です。がんセンターを紹介するので、安心して任せていいですよ」

 野呂医師はその場でがんセンターの医師に電話をしてくれた。紹介先を聞いて、THさんは改めて気づいた。

 「やっぱりがんなんだ。皮膚の移植が嫌だとか、言っている場合じゃないな」


左の肩にあったほくろ。直径約1センチ。輪郭がにじんで、いびつな形だった

1.jpg


 今まで体の中にできる「がん」が中心でしたが、今回は皮膚です。

 20歳を過ぎたころから「ほくろ」があって、33歳に何気なく病院にいって、はじめて「がん」であることが分かったのですね。

 私の後腹膜脂肪肉腫のように、2、3ヵ月で11センチまで成長するような「がん」もあれば、この例のように、ほんとにゆっくり成長する「がん」もあるのですね。

 改めて「がん」という病気の多様性に驚きます。

 THさんが、専門の病院で診直してもらったのは正解だったと思います。


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最終更新日  2019/01/04 10:49:59 AM
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