テーマ:癌(3513)
カテゴリ:癌治療情報
朝日新聞「患者を生きる」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。
≪2015年8月13日の記事≫ 連載の女性は胃の全摘手術後、少しずつ食べるためにお菓子を持ち歩くようになった=「胃を失って」編から がんの中で日本人に多い胃がん。胃がんをテーマにした連載には、手術後の暮らしぶりをつづった便りが寄せられました。 ●主治医の言葉が支えに 36歳の時に黒い便が出て、病院で検査を受けると即日入院となり、数日後に胃がんと診断されました。3人目の子どもを産んですぐに復職したこともあり、忙しさゆえの調子の悪さと思っていました。最終的にはスキルス胃がんとわかり、胃を全摘しました。 食事は全がゆからのスタートでした。恐る恐る時間をかけて口にしていました。そのうちに、病院の売店で買ったカステラを一口二口と食べられるようになっていきました。 退院の日、夫が「仕事はやめてもらって養生させます」と主治医に伝えたところ、「養生なんてとんでもない。むしろがんばってほしい」と励まされました。 胃をなくして12年、今は障害者の自立生活センターでコーディネーターを務めています。体調がすぐれない時もありますが、悲観しないようにしています。主治医の「がんばってほしい」という言葉が支えになっています。 (静岡県 女性 48歳) ●看護師として体験生かしたい 私は今、再発の恐怖の中にいます。手術から4年目。胃がんが見つかったのは、待望の子どもが生まれて3カ月になる時でした。早期がんだったので、手術後は経過観察をしています。 告知の時は、この子を何歳まで育てられるだろうかと泣き崩れました。看護師としてホスピス病棟で勤務したことがあり、どんなに闘っても、どんなに頑張っても、がんで人生を終えた患者さんを見てきました。「自分は何とかなる」とは到底思えませんでした。今でも前向きに、毎日を楽しく大切にと思う一方で、再発と死が頭をよぎらない日はありません。 ただ、がんになって初めて、患者さんの思いを知ることができました。告知、入院、手術、それにがん患者として生きていくことは、看護師として働いていた時の想像をはるかに超えていました。これからも看護師を続けていく中で、がんの体験を少しでも患者さんに還元したいと思っています。 (秋田県 女性 41歳) >「養生なんてとんでもない。むしろがんばってほしい」 これってすごく大切なことだと思います。 私は59歳で発病しましたが、仕事に戻りたいという気持ちより、元気になって、もともと65歳くらいで退職した後やりたいと思っていたことを前倒しでしたいと強く思うようになり、それが治療の励みになりました。 >私は今、再発の恐怖の中にいます。 私も同様です。再発率は3割から4割程度だそうです。それと残っている腎臓が腎不全になって透析をしなければならなくなる可能性も大きいです。 覚悟はしていますが、透析ならまだしも、再発になると延命しかないでしょうから、果たしてどこまで気丈でいられるでしょうか。自信はありません。 今という時間を大切に生きています。 よろしかったらぽちっとお願いします。 にほんブログ村 ___________________________________________________________________ 【関連カテゴリー記事一覧】 ◆がん治療情報 http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=16 ◆がん治療日記 http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=10 ◆がん治療振り返り http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=11 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019/01/31 07:22:51 PM
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