テーマ:癌(3513)
カテゴリ:癌治療情報
朝日新聞「患者を生きる」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。
≪2015年8月15日の記事≫ 連載に登場した東京都の女性が試作した患者向けのブラジャー=「乳房の切除」編から 乳がんをテーマにした連載には、体験者から入浴や肌着への悩みが届きました。 ●入浴着を着て温泉入ろう 2014年12月に左乳房を全摘しました。ステージ2でした。術後の経過はよく、今年2月からは筋トレ教室、社交ダンス、ウォーキングを復活。がんになった後は「やりたいことはやれるうちに」という考え方に変わりました。 ただ、最後まで復活できなかったのが温泉です。乳がんの手術を受けた女性のための入浴着があることを知り、ネットで購入しました。浴槽につけても衛生的に問題がないとされ、手術痕を隠してくれます。 温泉側の態度も少しずつ変わってきているようです。信州の温泉の中には、「入浴着の着用を歓迎します」というポスターを貼っているところもあると聞きます。先日行った雲仙の温泉の老舗旅館では、入浴着について「どうぞ、お気になさらずに」と言ってくれました。 乳がん患者が声を上げれば、各地の温泉施設で同じようなポスターが見られる日が来るかもしれません。 (長崎県 女性 79歳) ●患者用ブラの会社を起業 11年3月、両乳房の温存手術を受け、ブラジャー選びに大変困りました。リンパ節転移を調べるため、わきにもメスを入れられたので、その傷痕に下着がこすれて痛いのです。多くの乳がん患者が同じ悩みを感じているはずです。 しかし、その点を配慮したブラジャーはなかなかありません。大手メーカーに電話や手紙で問い合わせたり、ネットで調べたお店に尋ねたりしましたが、思い通りの製品に出会えませんでした。 医師からはワイヤ付きのブラジャーはだめだと言われましたが、皮膚が落ち着けば大丈夫ですし、若い人ならばおそろいのショーツでおしゃれをしたいと思うでしょう。手術後に手が上がらなければ、手を上げずに下から身につけられる下着があればいいのです。 乳がん患者の、乳がん患者による、乳がん患者のためのブラジャーが少なすぎます。今年6月、二十数年勤めた会社をやめ、乳がん患者のためのブラジャーの会社を起業しました。 (京都府 女性 50代) >手術後に手が上がらなければ、手を上げずに下から身につけられる下着があればいいのです。 私は粒子線治療で、背中側から照射しました。退院して4か月目くらいから照射部が硬化したり、「むくみ」が起きたりして、背中を曲げたり、伸ばしたりするのがつらくなってきました。同時に照射側(右側)の手や肩が痛かったり、ダルかったりしました。 これは推定ですが、照射部の動きが制限されるために、右手や右肩がカバーしようとして、負担が大きくなり、痛みやダルさが起こったのだと考えています。今、退院して8カ月ですが、ようやく、照射部の「むくみ」も右手の痛みも少なくなってきました。 シャツや服を着る時、かぶり式だと着たり脱いだりするとき痛くて苦しく、前開き(前にボタンがある)のものがいかに痛みやストレスが少ないかということが分かりました。病気のときの衣料って大切なんだなということを改めて認識しました。がんに限らず、患者の意見が反映された衣料の開発が進めばいいですね。 よろしかったらぽちっとお願いします。 にほんブログ村 ___________________________________________________________________ 【関連カテゴリー記事一覧】 ◆がん治療情報 http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=16 ◆がん治療日記 http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=10 ◆がん治療振り返り http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=11 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019/02/03 09:13:26 PM
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