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2016/01/31
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テーマ:癌(3513)
カテゴリ:癌治療情報
朝日新聞「患者を生きる」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。

≪2015年9月24日の記事≫

 悪性リンパ腫と診断された奈良県のAYさん(68)は2005年末、県内の総合病院に入院し、分子標的薬と抗がん剤などを組み合わせた「R―CHOP(アール チョップ)療法」を受け始めた。新年は自宅で迎え、1月3日に病院に戻って、翌日、医師の診察を受けた。

 首とわきの下のリンパ節の腫れは引いているという。治療開始から10日足らず。「こんなにすぐ効果が出るのか」と驚いた。ただ、採血の結果、抗がん剤の影響で白血球の減少がみられた。感染症にかかりやすいため、かぜなどを引かないよう注意が必要だと説明された。

 治療開始から約2週間後、シャワーを浴びている時に、髪の毛がゴソッと抜けた。臭いに敏感になり、ムカムカと吐き気がした。食事もほとんど食べられない。約1カ月間の入院で、体重が10キロほど落ちた。

 退院後は約3週間ごとに、治療を受ける時だけ1泊2日で入院した。治療の回数を重ねるごとに副作用の苦痛は増した。口内炎ができ、味覚障害も出た。足がむくんでパンパンになったり、指先にしびれが出たりもした。体力を付けようとたまに近所を散歩したが、坂道を歩くのもきつかった。

 2006年5月、半年間に及ぶ治療が終わった。点滴や採血で腕の血管や周りの筋肉に何度も針を刺したため、硬くなって刺せなくなっていた。手の甲や足の血管に針を刺して採血した。

 6月下旬に受けたCTとPET検査の結果、「がん細胞の活動はどこにも見られない」との説明を受けた。ただ、「この病気は今後再発の恐れがあり、長期間の定期観察を受ける必要がある」とも言われた。

 AYさんのがんは、悪性リンパ腫の中では悪性度の低い「ろほう性リンパ腫」というタイプだった。だが、悪性度の高いタイプに変化することもあるという。「ずっと付き合っていく病気なんだな」。改めて、そう感じた。

 とはいえ、治療が終わり、「とりあえずはひと安心」。心配をかけた妻や、3人の子どもたちが喜んでくれたことが、何よりうれしかった。この年の夏、約半年ぶりに職場復帰を果たした。


腕に針が刺せなくなり、手の甲の血管も使って採血した
3.jpg



 AHさん、まずは職場復帰できたよかったです。

 抗がん剤の影響が書かれています。私の場合と比較してみましょう。


>首とわきの下のリンパ節の腫れは引いているという。
>治療開始から10日足らず。
>「こんなにすぐ効果が出るのか」と驚いた。

 私は後腹膜脂肪肉腫で抗がん剤治療を受けました。薬剤はそのがんとして標準のイホマイドとドキソルビシン。

 風邪の症状がない微熱が続いて医者に行って、がんが発覚したのですが、それから解熱剤で熱を抑えてました。CRP値(炎症反応)も異常に高かったです。しかし、抗がん剤治療の第1クール直後の血液検査でCRP値が大きく下がり、解熱剤を止めても平年が保てるようになりました。抗がん剤が効いているのではないかと直感で思いました。

 第2クール後にCTをとったところ、11センチあった腫瘍が7センチまで小さくなっていました。


>抗がん剤の影響で白血球の減少がみられた。
>感染症にかかりやすいため、かぜなどを引かないよう注意が必要だと説明された。

 私は白血球と赤血球が減少しました。血小板はほとんど正常域内でした。白血球、赤血球とも最悪時で正常値下限の半分まで下がりました。

 これらのうちより注意しなければならないのが白血球なのですが、正常値下限の半分くらいであれば、それほど重篤ではないとのことでした。ただし、やはりできるだけ人ごみを避けるように、外出するときはマスクをするように言われました。うがいを励行し、手洗いも消毒液を使っていました。またトイレも家族と分けました。幸い、抗がん剤治療中に風邪やその他感染症にかかることはありませんでした。


>治療開始から約2週間後、シャワーを浴びている時に、
>髪の毛がゴソッと抜けた

 私は治療開始から、3週間くらいで髪の毛が多く抜け始めました。しかし、しばらくするとまた抜けなくなり、次の治療の3週間くらい後にたくさん抜けるという繰り返しでした。

 ですので、かなり寂しくはなりましたが、そこそこ残ってました。もともと薄かったせいもあって、お見舞いにきた人は「髪の毛かわってませんね。」と言ってました。


>臭いに敏感になり、ムカムカと吐き気がした。
>食事もほとんど食べられない。
>約1カ月間の入院で、体重が10キロほど落ちた。

 抗がん剤治療中は食欲が落ち、味の薄い(いや、ないと言ったほうが近い)病院食は食べられない日もありましたが、お茶漬けや外から持ち込んだものは食べることができました。

 自宅療養中は、吐き気がするときもありましたが、ほとんど問題なく、体重も普段と変わることはありませんでした。


>治療の回数を重ねるごとに副作用の苦痛は増した。
>口内炎ができ、味覚障害も出た。
>足がむくんでパンパンになったり、指先にしびれが出たりもした。
>体力を付けようとたまに近所を散歩したが、坂道を歩くのもきつかった。

 私も治療を重ねるに連れ、副作用の苦痛は増しました。しかし、逆に慣れもしましたし、工夫して対処もできるようになりました。口内炎もなく、自宅療養中は味覚障害もほとんどありませんでした。抗がん剤治療中は、点滴液がたくさん体内に入るので、足がむくみましたが、自宅療養中はたいしたことはありませんでした。足に軽いしびれが起こりましたが、生活に支障があるレベルではありませんでした。自宅療養中は、散歩は問題なくできました。


>点滴や採血で腕の血管や周りの筋肉に何度も針を刺したため、
>硬くなって刺せなくなっていた。手の甲や足の血管に針を刺して採血した。

 私は最初の抗がん剤治療が始まる前に、CVポートと呼ばれるものを、鎖骨近くに埋め込む手術をしてもらって、そこから点滴を入れてもらいましたので、このような苦労はせずに済みましたし、両手が自由に使えてストレスの少ない入院生活を送ることができました。

 このように、抗がん剤治療の影響は抗がん剤の種類により大きく違うようですし、個人差も大きいと聞きます。自宅療養中も含め症状を記録しておき、それを診察のとき主治医に見せて、客観的な情報に基づいて対処してもらうことが必要だと思います。


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最終更新日  2019/02/18 11:50:47 PM
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