テーマ:癌(3513)
カテゴリ:癌治療情報
朝日新聞「患者を生きる」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。
≪2015年9月25日の記事≫ 2006年に悪性リンパ腫の治療を終えた奈良県のAYさん(68)は、経過観察のために病院に通った。1~2カ月に1度、血液検査で腫瘍(しゅよう)マーカーを確認し、年1回ほどPET検査を受けた。 「異変がみられます」。そう告げられたのは、5年後の11年の年末だった。腫瘍マーカーの値が上がり、腹部のリンパ節が少し大きくなっているようだという。 「病気が再発したのか」「治療が本当に必要なのか」と聞いても、納得のいく説明は得られなかった。自分の置かれた状況がよく分からず、不安になった。「ほかの先生にも意見を聞いてみたい」と医師に伝え、これまでのCTやPETの画像データをもらった。 ちょうどそのころ、長女(43)が悪性リンパ腫に関する新聞記事を見つけてくれた。その記事に名前が出ていた近畿大医学部付属病院(大阪府大阪狭山市)の血液・膠原(こうげん)病内科の辰巳陽一(たつみよういち)教授(55)に、セカンドオピニオンを聞きに行くことにした。 年が明けた12年1月末、穐鹿さんが持参した画像を見て、辰巳さんは「確かに正常とは言い難いが、今すぐ慌てて治療する必要はないでしょう」と説明した。 AYさんは、年単位でゆっくり進行する、ろほう性リンパ腫というタイプで、無症状であれば経過観察が選択されることも多い。 「少しでも正常でなかったら気が済まない、という方なら、治療した方がいい。ですが、やらなかったら命にかかわる、という段階ではありません」 気になるなら、という程度であるなら、吐き気で食事も満足にできなくなった、あの治療の苦しみを味わいたくはない。すぐに治療はせず、辰巳さんの元でそれまでと同じく経過観察を続けることにした。 治療の必要性は、それまでの経過と現状から、総合的に判断される。「治療を延ばさない方が良い段階になったら言ってほしい」と頼んである。将来、必要となった場合は、治療を受ける覚悟をしている。 「がんの治療方法は10年後にはもっと進歩するだろうし、30年たてば新しい世界が開けるはず。それまで、自然体で長生きしたい」 現在の主治医の辰巳陽一さん=近畿大学医学部付属病院 >ちょうどそのころ、長女(43)が悪性リンパ腫に関する新聞記事を見つけてくれた。 私の場合は、東京国立がん研究センターを長女や次女がネット検索で見つけてくれて、家内が予約してくれました。それがセカンドオピニオンの始まりでした。 以降、色んなステージで累計5回のセカンドオピニオンを受けることになりました。 >「病気が再発したのか」「治療が本当に必要なのか」と聞いても、納得のいく説明は得られなかった。 この方の場合は、納得のいく説明が受けられなかったのでセカンドオピニオン受けたという流れだったようですね。そういう場合も、セカンドオピニオンは有効ですよね。 私の場合は、主治医の説明に納得性はありましたが、他に何か方法があるかもしれないということと、同じ意見なら納得性を高めたうえでその治療に臨めるという気持ちでセカンドオピニオンを受けました。 最初抗がん剤治療を受けるときには、セカンドオピニオンが主治医と同じような所見でしたので、抗がん剤治療に納得のうえ臨むことができました。 6クールの抗がん剤治療後には、セカンドオピニオンで主治医の説目では全く候補としてあがっていなかった粒子線治療という治療法に巡り会いました。そして粒子線治療を受け、現在に至っています。 よろしかったらぽちっとお願いします。 にほんブログ村 ___________________________________________________________________ 【関連カテゴリー記事一覧】 ◆がん治療情報 http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=16 ◆がん治療日記 http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=10 ◆がん治療振り返り http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=11 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/02/28 10:39:16 AM
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