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2016/03/09
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テーマ:癌(3513)
カテゴリ:癌治療情報
朝日新聞「患者を生きる」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。

≪2015年11月18日の記事≫ 

 流通ジャーナリストの金子哲雄さんは、2011年6月に肺がんの一種「肺カルチノイド」と診断された。ただ、厳しい現実をすぐには受け入れられなかった。

 健康には自信があった。たばこは吸わないし、酒もほとんど飲まない。食事にも配慮していた。趣味はサイクリングで、時間があれば体を動かしていた。

 しかし、肺にできた腫瘍(しゅよう)は肝臓や骨にも転移しており、有効な治療法は見当たらないという。納得できずにいたところ、腫瘍を縮小させたり、死滅させたりするために周囲の血管をふさぐ治療を大阪のクリニックが行っていることを、知人の紹介で知った。公的医療保険を使って治療が受けられることも分かり、8月初め、ゲートタワーIGTクリニック(大阪府泉佐野市)を訪ねた。

 肺の腫瘍は血管や気管を巻き込んで大きくなっており、院長の堀信一(ほりしんいち)さん(66)は「病期は4期」と診断した。

 その上で「この病気は進行が遅い。治療する時間的な猶予はある。手を尽くします」と話した。

 「命がつながった」。堀さんの言葉を聞いた金子さんは、心が救われる思いだった。

 治療は8月下旬から始まり、1回2時間ほど。まず、脚の付け根の動脈からカテーテルを入れ、肺の腫瘍の周囲の血管に抗がん剤を入れる。これに続いて、腫瘍への血液の流れを止める「塞栓(そくせん)物質」を送り込んだ。この治療を繰り返し受けるために、仕事を続けながら、自宅のある東京とクリニックがある大阪とを行き来する日々が始まった。

 金子さんは、看護師や事務員の人数を下調べしたうえで、自分が好きな老舗のあんパンを手土産として持ってきた。

 「体がしんどいときに、そこまで気を使わなくても……」。どんな状況でもニコニコと明るく、周囲への気配りを忘れない金子さん。その姿に、堀さんは強く心を打たれた。

 金子さんは全力で治療と仕事に取り組み、自身の病状は、限られた関係者以外、公表しなかった。

 「公表すれば、仕事への影響が出るし、周囲にも気を使わせてしまう」。そう考えた。


沖縄県・石垣島のサイクルイベントに一緒に参加した金子哲雄さん(左)と妻の稚子(わかこ)さん=2008年11月

2.jpg


 金子さんは、「病気は4期」なのに、1回2時間の通院で、仕事を続けることができています。「がん」の種類や顔つきによってはこのようなこともありうるのですね。

 東京の金子さんが、大阪へ通院。治療法によっては、東京でも受けられない治療があるということですね。

 「公表すれば、仕事への影響が出るし・・・・」 このごろ公表するタレントさんが多いですが、特に元気が売り物の自由業の方はマイナスに作用するのかもしれません。私は、後腹膜脂肪肉腫で長期治療が必要になったとき、会社の関係者には、むしろ積極的に公表しました。健康保険から傷病手当(給与の3分の2)が1年半は出るということもありましたし。このへんが、サラリーマンと自由業の違いですね。


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最終更新日  2018/04/18 02:03:16 AM
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