テーマ:癌(3513)
カテゴリ:癌治療情報
朝日新聞「患者を生きる」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。
≪2015年12月8日の記事≫ 「患者を生きる がん」シリーズの10、11月の連載には、77通のメールやお便りをいただきました。今回は「大腸ポリープ」と「白血病」を取り上げた連載への反響を紹介します。 ●生きた証し見せた夫 夫は1年半前、肺がんが脳に転移して亡くなりました。48歳の誕生日の目前でした。 私には中学生の息子と小学生の娘がいます。「ポリープとの闘い」編に登場した男性は、自分がいつ死ぬかわからないと考え、「結婚や子どもを望むのは無理だろう」との気持ちがつづられていました。読んでいて涙が出そうでした。その立場にならないとわからないこともあるとは思いますが、そんな風に考えないでほしいのです。 夫はがんが見つかって1年半ほどで亡くなりました。闘病生活は可哀想でしたが、とても立派でもありました。寝たきりになってからは、子どもたちも体を洗うのを手伝いました。子どもたちはがんと闘う父親の姿を、小さいながらもしっかり見ていたと思います。 最期も家族でみとりました。夫は闘病する姿を私たちに見せてくれました。それは“生きた証し”だと感じています。家族なら病気の看病をすることも、迷惑だなんて一つも思わないのです。 (神奈川県 女性 46歳) 家族性大腸腺腫症の男性(右)に説明する主治医=「ポリープとの闘い」編から ●選択肢の増加に期待 私の両親はともに、正常な血液細胞ができなくなる「骨髄異形成症候群」で他界しました。 父は40代の頃から貧血に悩まされ、約20年前の59歳の時に診断されました。当時、骨髄移植を受けられる年齢は50歳までだったため、移植は治療の選択肢になりませんでした。抗がん剤の効果はほとんどなく、64歳で内出血による多臓器不全で亡くなりました。 母は10年前、62歳の時に診断されました。骨髄移植できる年齢が上がっていましたので、抗がん剤の効果がなければ、骨髄移植も検討することになりました。抗がん剤で一時は寛解に至ったものの、内出血が止まらずに亡くなりました。 治療にも様々な選択肢が増え、多くの人が助かるようにと願っています。 (愛知県 女性 43歳) >「結婚や子どもを望むのは無理だろう」との気持ちがつづられていました。 >そんな風に考えないでほしいのです。 「自分がいつ死ぬか分からない。」自分だけの問題なら、結婚や子供を生きる糧にもなると思います。しかし遺伝性。「子どもに同じ思いをさせたくないし、・・・」というのも記事に書かれています。この気持ち、痛いほど分かります。結婚して子供だけが人生の喜びというわけではなく、色んな人生があっていいはず。この方もそれが何か探して前向きな気持ちでがんばっておられます。それが大切だと思います。 >治療にも様々な選択肢が増え、多くの人が助かるようにと願っています。 今まで、この記事のシリーズを読んできて、色んな「がん種」で治療の選択肢が増えていることが理解できました。治験をしたり認可をするのに時間はかかりますが、認可のスピードを速めるなどして、少しでも多くの人が助かるようにと願うばかりです。私の受けた骨軟部腫瘍の粒子線治療も、つい最近保険適用がされました。 よろしかったらぽちっとお願いします。 にほんブログ村 ___________________________________________________________________ 【関連カテゴリー記事一覧】 ◆がん治療情報 http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=16 ◆がん治療日記 http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=10 ◆がん治療振り返り http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=11 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018/06/02 07:34:57 AM
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