テーマ:癌(3513)
カテゴリ:癌治療情報
朝日新聞「患者を生きる」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。
≪2015年12月12日の記事≫ 今回は、肺がんの一種「肺カルチノイド」で亡くなった流通ジャーナリストの金子哲雄さんを紹介した「金子哲雄の旅立ち」編への感想です。 ●先生ありがとうございます 息子たちは中学時代、塾で金子先生に社会科を教わっていました。長男はギネス世界記録のデータを覚えたり、タレント名鑑を暗記したりして悦に入るような変わった子でしたから、「雑学のデパート」のような金子先生の授業が大好きでした。先生から聞いた話を、自宅でもよく話しました。 金子先生のお顔を久しぶりに拝見したのは、テレビ番組でした。大学生になっていた長男は「この人、金子先生に似ているね。絶対に先生だ、テロップで名前が出ている」といってパソコンで検索。金子先生だとわかると、大はしゃぎでした。 長男は大学を卒業して社会人になり、大学院生の次男も来春には社会人になります。我が家のオタク兄弟に「人と違っていても、いいんだよ」と示してくれた先生のおかげで、2人は変わり者と言われながらも楽しく生活しています。先生に教えていただいたことが、彼らの力になっていることを、先生のご家族にも知っていただきたいと思います。 金子先生、ありがとうございました。 (東京都 女性 57歳) ●死ぬことと生きることは同じ 今年9月、夫を肺がんで亡くしました。7月下旬に入院し、わずか48日で旅立ってしまいました。慌ただしい日々が過ぎると、激しい喪失感と悲しみに襲われるようになりました。転院からわずか4日で逝ってしまうのなら、なぜ自宅でみとってあげなかったのか。ベッドの上で四つんばいになって泣く夫を、どうして抱きしめなかったのか。後悔は尽きません。 夫は自分の死を覚悟していました。3人の子どもたちと私に、それぞれメッセージを手帳に記していました。夫が残した言葉を胸に抱いて、悲しみを乗り越えようと努力しているところです。 「死ぬことと、生きることは同じ」。金子哲雄さんの一言で、夫は私の心で永遠に生きるのだと気づき、悲しみが和らぐ気がしました。この言葉も支えにしていきます。 (大分県 女性 65歳) ラジオで活躍していた金子哲雄さん=「金子哲雄の旅立ち」編から、ニッポン放送提供 亡くなられてなお人々の幸せな記憶に残る。素晴らしいですね。 私にはそんな才能はありませんが、少なくとも家族の幸せな記憶に残るよう、生きていきたいものです。 よろしかったらぽちっとお願いします。 にほんブログ村 ___________________________________________________________________ 【関連カテゴリー記事一覧】 ◆がん治療情報 http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=16 ◆がん治療日記 http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=10 ◆がん治療振り返り http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=11 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019/03/09 07:21:24 PM
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