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2016/03/29
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テーマ:癌(3513)
カテゴリ:癌治療情報
朝日新聞「患者を生きる」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。

≪2015年12月16日の記事≫ 

 精巣がんの疑いですぐにでも手術を受ける必要がある――。2007年3月、骨折で入院した先の病院で異変が見つかった東京都の大久保淳一さん(51)は、「なぜ自分が?」と納得できずにいた。

 健康には自信があった。ランニングで体を鍛え、たばこは吸わない。30代後半から人間ドックを毎年受けていた。それなのに――。

 自宅に戻り、気を取り直して病気について調べ始めた。

 30カ所以上の医療機関のサイトのほか、がん患者の闘病ブログにも幅広く目を通した。だが、つらい闘病体験をつづった文章にばかり、つい目が行ってしまった。

 ブログの中には、闘病していた本人が亡くなり、「今までありがとうございました」といった家族からのメッセージが掲載されたものもあった。目にするたびに、気分が落ち込んだ。

 「一生懸命ネットで調べてみたけれど、前向きな気持ちになれない……」。そう感じた。

 そして、「病気治療で何カ月も空席にしたら、自分の仕事は別の誰かに取って代わられてしまうのでは?」と不安になった。勤務先の外資系証券会社の米国人上司に、英文の報告メールを送った。

 「迷惑をかけてしまい、申し訳ありません」

 上司は電話で「病気だからといって、謝らないでほしい。あなたが戻ってくることを、心から待っている」と言ってくれた。

 「自分には帰る場所があるんだ」と、ひとまず安心できた。

 東京慈恵会医科大付属病院(東京都港区)に再び入院。3月中旬、右側の精巣を摘出する手術を受けた。腫瘍(しゅよう)はやはり、「精巣がん」だった。

 3月下旬、さらに追い打ちをかけるCT検査の結果が、医師から告げられた。

 「腹部や首のリンパ節のほか、肺にも転移しています」。がんは進行した「ステージ3」だという。深い谷底に落ちてゆくような感覚に襲われた。

 4月上旬、改めて入院。抗がん剤治療が始まった。いつ退院できるのか、見通しが立たない状況が続いた。自分の腕に刺さった点滴のチューブを見て、「囚人をつなぎとめる鎖みたいだ」と感じた。


東京慈恵会医科大付属病院に再び入院
2.jpg
 



>ブログの中には、闘病していた本人が亡くなり、「今までありがとうございました」といった
>家族からのメッセージが掲載されたものもあった。目にするたびに、気分が落ち込んだ。

 私もネットで闘病記を見て、こういう記事によく遭遇しました。私は当時からブログは書いていましたが、家族はブログの存在は知りませんでした。だから、私が死んでもこういう書き込みをしてくれる人はいず、読んでくれている人が、「このごろ書き込みないなぁ。やっぱり亡くなったのかなぁ。」と思ってくれるくらいで、尻切れトンボの状態でブログがずっと存在していくんだろうなぁなんて想像していました。

 ネットの発達で、情報量が昔に比べれば無限大と言っていいくらいに増えました。昔は本くらいしかなかったのですから。有用な情報もたくさんあります。一方で「知らぬが仏」という言葉もあります。「がん」と闘うにしても、共生するにしても、うまくネット情報と付き合えるかどうかが、今の時代は重要なことの一つような気がします。


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最終更新日  2018/07/13 06:45:11 AM
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