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2016/04/18
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テーマ:癌(3513)
カテゴリ:癌治療情報
朝日新聞「患者を生きる」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。

≪2016年1月22日の記事≫ 

 2013年の初めに脳腫瘍(しゅよう)の症状が再び出た兵庫県洲本市のAHちゃんは、淀川キリスト教病院ホスピス・こどもホスピス病院(大阪市)に、長期滞在することになった。6歳になり、長期滞在を決めて3カ月が過ぎた。

 7月、ホスピス病院の屋上に、家庭用のプールが用意された。SAちゃんは、浮輪を使って入った。気持ちよさそうにしていたが、大人の膝に届かないくらいの水深で、「おしりが浮いたらもっと気持ちよかった」と言った。

 この頃から、ぼうっと放心したような状態が多くなった。母親のATさんは担当の看護師に「覚悟はしているが、あきらめてはいない」と伝えた。医師から、抗がん剤はもう飲まなくていいと言われていたが、本人が「飲む」と言ったので続けた。

 7月20日ごろから眠ったような状態になった。呼びかけると血圧が上がることもあった。もう一度、家族でSAちゃんが好きな大阪の水族館に行けないか――鍋谷まこと院長からは、外出中に呼吸が止まる可能性もあると説明された。それでも五感で何かを感じてほしい。兄と弟も「SAちゃんと行きたい」。

 22日、父親のSHさんが運転する車で水族館に行った。酸素吸入をしながら、看護師2人が付き添った。約1時間の滞在。兄のT君は、きょうだい3人分のお土産を買った。

 その日の夜、家族はホスピス病院の病室で過ごした。SAちゃんは仰向けになると呼吸が苦しそうだった。兄は妹が楽な姿勢を保てるよう、同じベッドで、自分の体で妹の体を支えながら寝た。

 翌23日の昼過ぎ、血圧が下がった。SHさんが体を抱いた。温かかった。名前を何度も呼びかけた。午後1時52分、息をひきとった。「お疲れさま、ありがとう」「よう頑張ったな」

 新しい花柄のワンピースを着せてあげた。SAちゃんはスタッフに見送られてホスピス病院の正面玄関を後にした。

 ホスピス病院で過ごした約4カ月。「人のつながり、温かみを感じた。子供は自分らしく楽しく生きられたと思う」とSTさん。きょうだい3人。T君や弟のH君(6)は、今でもSAちゃんの分のおやつを買う。






 6歳という若さで亡くなられたのはとても残念です。でも、良い環境で最後まで過ごせたのは、SAちゃん本人にとっても、ご家族にとってもよかったなと思います。

 私は再発のリスクを抱えていますが、再発時は手術は非常にむつかしいと言われています。このような環境での終末ケアも視野に入れておきたいと思います。


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最終更新日  2019/03/18 06:54:03 AM
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