テーマ:癌(3513)
カテゴリ:癌治療情報
朝日新聞「患者を生きる」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。
≪2016年1月28日の記事≫ 遺伝性の乳がんなのか。確かめるため、愛媛県に住む40代の女性は2014年初夏、四国がんセンター(松山市)で遺伝子検査を受けた。 結果は、娘と一緒に聞きに行った。もし女性に遺伝子変異があれば、娘もそれを受け継いだ可能性が50%ある。専門家の説明をそのまま聞かせたいと思った。 「検査の結果、変異が認められました」。乳腺科医長の大住省三さん(58)から告げられた。乳がんや卵巣がんの発症に関係する「BRCA1」という遺伝子に変異があ り、「遺伝性乳がん・卵巣がん(HBOC)」と確定した。 覚悟はしていたつもりだった。「2度の乳がんの苦しみを経験した自分なら、きっと耐えられる」とも思っていた。だが、結果を聞くと、「そうですか」と言ったきり、言 葉が出なかった。 親族の病歴などから、遺伝子変異は父親から受け継いだ可能性が高いという。変異があると、乳がんや卵巣がんなどになるリスクが高まる。親族で発症した人は少なかった が、同じ遺伝子変異を持つ人はいるかもしれない。「もう自分だけの病気ではない。大変なことになってしまった」 自分がみんなを巻き込んでしまったような、申し訳ない気持ちになった。「今この瞬間も、みんな平穏に暮らしているのに……」 だが、リスクがあるならそれを知った上で、検診や予防的治療などの対策を考えることができる。 気を取り直して、娘や親族のリスクを質問した。大住さんは、隣で聞いていた娘のほうを向き、「あなたは今は何も心配しなくていいんだよ。20歳になったら検査を考え ようね」と話しかけた。「はい」と娘は答えた。検査を受けるかどうかは、乳がんや卵巣がんの発症リスクが出てくる20歳以降、娘自身が決めることになる。 受け継いできた遺伝子の変異に対して「憎い」という感情はなかった。逆に、すでに亡くなった親類や、何代も前の先祖が身近に感じられて、「私も、引き継がれていく命 の中で生きているんだな」と感じた。 もし遺伝子変異があった場合、次の選択肢は決めていた。 「卵巣・卵管をとりたいです」。大住さんに伝えた。 遺伝子検査を受けた四国がんセンター=松山市 私は遺伝子を調べるなんて考えたことはありませんでした。 この方面の勉強はできていませんが、やはりリスクを知っておくことが、予防的治療を考えるためにもいいのではないかと思います。 よろしかったらぽちっとお願いします。 にほんブログ村 ___________________________________________________________________ 【関連カテゴリー記事一覧】 ◆がん治療情報 http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=16 ◆がん治療日記 http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=10 ◆がん治療振り返り http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=11 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019/03/20 12:20:10 AM
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